儲かっていない社長の口癖

北岡 秀紀 北岡 秀紀
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Kitaoka

コンサルタントという仕事柄、社長とお会いすると「この人はうまくいくか?」ということをチェックしてしまいます。

1万人以上の社長とお会いすると、ビジネスの話をしなくても、ほんの少し雑談しただけで「この人はうまくいかないな・・・」と感じるようになってきます。
雑談どころか、会った瞬間に分かる、ということも少なくありません。

そして、それは思い込みでなく実際、数年後に再会すると、本当にうまくいっていません。

では、どんな社長がうまくいかないのか?
失敗する社長には様々な共通点があります。

しかし今回は、口癖にフォーカスしてお話ししようと思います。

なぜなら、会った瞬間の雰囲気は自分の意志だけではなかなか変えられません。
意志に加えて、外部要因やらで徐々に変わっていくものだからです。
(そのあたりについては、また別で詳しくお話しします。)

しかし、口癖というのは、「あ、この言葉言っているな。。。」と気付いた瞬間から変えることができるからです。
そこで今回は、失敗する社長の代表的な口癖を5つご紹介しましょう。

失敗する社長の口癖1 「使ってもらえれば分かる!」

儲かっていない社長にありがちな言葉です。

しかし、通常、商品というのは使う前に買うものです。
ですから、どれだけ良いものかを伝える必要があるわけです。

「使ってもらえれば分かる」というのは、その伝える行動をしていない、ということ。
小さな会社の社長の仕事はマーケティングつまり商品の良さを伝えることですから、この言葉を発するということイコール、オレは仕事をしていない、と同義です。

ちなみに、この口癖を発する社長が扱う商品の大半は、使ってみても大したことはありません。
良いという思い込みだけでビジネスを進めているイタイ社長であることが大半です。

失敗する社長の口癖2 「自分の業界は違う!」

セミナー、教材、コンサルティングなどでノウハウをお伝えすると、「ウチの業界は特殊だから使えない」という社長が必ず現れます。
特殊な業界、なんてありません。

なぜならどんな業界であっても、買うのは人間だからです。
「欲しい」と思うものを買い、いらないものは買わない、それだけです。

もちろん扱う商品、サービスによってほんの少しアレンジが必要だったりはします。
この言葉を使う社長は、そのアレンジさえも考えるのもイヤなだけです。
既に使っていない脳みそをさらに省エネしてどうするんでしょうか?

ちなみに、そういうヤツに同じ業界でうまくいっている例を出すと「ウチの会社は違う」と言い出します。

失敗する社長の口癖3 「事例が知りたい」

この言葉を発する社長の意図は
「そのまま真似したい」
「自分の業界でうまくいっているか知りたい」
のどちらかです。

もし前者であれば「私は脳みそを使いません」という宣言をしている頭が弱い社長です。

もし後者であれば、既に同業で成功していることしかやりたくない、というヘタレ社長です。
同業がやっているのと同じことをやってどうするんでしょうか?
いつまでも競合の背中を追い続けることになります。

大事なことは、なぜうまくいっているのか?という本質的な部分。
そして、どのようにうまくやっているのか?というフレームワークです。

もし事例を見てしまっても「しめしめ。真似しよう」ではなく、本質とフレームワークを意識できるようになれば本物です。

それが難しければ、事例を見るのは他業種のみに限る。
他業種の真似はあなたの業界の人からみるとイノベーションになります。

ちなみに。。。事例として最も勉強になる業界は、アダルトであることは付け加えておきます。

失敗する社長の口癖4 「忙しい」

行動しない言い訳として出てくるのがこの「忙しい」。
でも本当は、忙しいからやれないんじゃなくて、やれないから忙しい。

それに気付かない限り、成功に必要な行動なんて取れません。

いや、オレは本当に忙しいから・・・?

それはウソ確定です。
だって、この記事を読むヒマがあるわけですから。

「忙しい」って言う割に、アチコチのセミナーに出ている社長は少なくありません。
要するに、予定表に「セミナー」って書いておけば出席できるわけです。
なら、大切な行動も予定表に書いてブロックしておけばいい、ただそれだけです。

失敗する社長の口癖5 「お金ができたら・・・」

お金ができたら、北岡さんのコンサルを受けたい
お金ができたら、この講座に参加したい

これも逆。
コンサルを受けないから、講座に参加しないからお金がない。

今までと同じように財布の中にあるお金の範囲で受けられるコンサルやセミナーを受けているから、今まで同じ結果になるのは当然のこと。
借金しろとは言いません。
でも、家の不要品を売る(特にテレビや本)、払うために商品を売る、などなどやれることはたくさんあるはず。

実際、そんな風に自分に負荷をかけて学びに来た人は例外なく成果を出しています。
やっぱり覚悟が違うからです。

「どうやればお金を払えるか」を考えることです。
「私には●●がないから手に入らない」というところから「●●がないけど手に入れる方法は?」という発想に切り替えられるだけで、人生の質は大きく変わります。

心構え、考え方、マインドセットの変え方

さて、いかがでしょうか?

ビジネスは心構え、考え方、マインドセットで変わる、とよく言われます。
でも、心構え、考え方、マインドセットは見えません。
だから、心構え、考え方、マインドセットを変えるのはとても難しいです。

言葉というのは心構え、考え方、マインドセットから発されるものです。
ですから、言葉を変えることで、心構え、考え方、マインドセットを変えることもできる、というわけです。

ここでお伝えした口癖を発しようとしてしまったら「これを言ってはいけない」とグっとこらえてください。
それを繰り返すと。。。心構え、考え方、マインドセットが変わり、ビジネスも変わるはずです。

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