単細胞な経営者ほど稼げる理由

アバター画像 北岡 秀紀

経営者のモチベーション問題、二回目です。

TVなどのメディアで自称「成功者」が
現れては消えていきます。

こういう「成功者」の相場は決まっていて、
高級外車を何台も所有し乗り回し、
タワーマンションに住み、
豪快に札束で支払い、
夜な夜な遊びまくり、
格好も安物のホストみたい・・・

なぜ「成功者」は成功を見せびらかすのか?

彼らがメディアに出ている理由は
2つしかあり得ません。

ひとつめは、自己顕示欲。
オレこんなに稼いでいるよ!という自慢がしたい。

ふたつめは、客寄せパンダになるため。
つまり、「オレはこんなに稼いでいる!」と示して、
それに憧れる人たちからお金をとる、
というビジネスをしているわけです。

いずれの理由であっても、
お金を稼ぐということに
異常な執着心を持っていることがわかります。

普通の感覚からすれば下品で恥ずかしいことをやってでも
それを自慢したり、お金を稼ごうとするわけですから。

「コイツら下品で気持ち悪いことに気付かんのかね!?」
と私同様思われる方も多いと思います。

しかし、それ以上に気付いて欲しいことがあります。
それは彼らの
お金に対する異常とも言える執着心です。

お金をガンガン稼ぎ、
自己顕示欲を満たす使い方をすることに
異常なほどフォーカスできているのです。

お金・規模が目標にならなくなるとき

一方で、普通の経営者は
稼ぎたいとは思っているけれど、
そこまでフォーカスできない。

その理由は、
ある程度お金を稼げるようになると、
様々なノイズが頭によぎるからです。

「なんでこのビジネスをしているのか?」
「もっと楽しくビジネスはできないか?」
「今のままでいいのか?」
などなど。

・食えるようになる
・月収150〜200万円を超えて大抵のものが買えるようになる
ことで「とりあえず稼がないと」という状態から脱してしまい
お金がモチベーションの源泉とならないのです。

つまり、それなりに稼ぐようになっても
まだ、お金をガンガン稼ごうとできる
自称「成功者」は単細胞、と言えます

「なんでコイツが?」と思うような
それほど頭が良いといえないヤツが
めちゃくちゃ儲かっているのを見た事があると思います。

彼らは単細胞で迷いを生むノイズが発生しないので、
どんどんビジネスを成長させることができる、
と見ることもできます。

しかし、多くの経営者は
残念なことに(?)単細胞ではありません。

だから、
売上や利益を増やすというような金銭的な目標
もしくはそれに付随する、
従業員○人、店舗数○、客数○人といった規模の目標では、
モチベーションがあがらず触手が動かなくなります。

もしあなたが
「わかっているけど続かない」ということであれば、
この「お金」だけではないステージに入っている可能性があります。

そのステージに入っているのなら、
どうすればいいのでしょうか?

それは明日お話しします。

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