健康管理は、会社の売上を上げていくうえで実は非常に重要です。
特に社長の場合。
社長の健康管理は、会社の成長にとって最も重要と言っても過言ではありません。
なぜなら、会社の方向性、意思決定をしているのはすべて社長だからです。
社長の健康管理ができていないと、場合によっては会社の運営そのものがストップすることもあります。
さらには小さな会社の場合。
一番パフォーマンスが高いのは、社長であることが大半です。
そして、パフォーマンスは、当然スキルの高さに左右されます。
ところが、たとえスキルがあってパフォーマンスが高いとしても、例えば風邪を引いてのどが痛い、頭が痛いといった時には、パフォーマンスはどうしても下がってしまいます。
つまり健康管理がずさんだと、生産性もガクンと下がるということ。
だからこそ社長が
・健康管理をしっかりすること
・健康を維持していくこと
は、売上を上げていく上では実は非常に重要なポイントといえます。
でも、売上の観点から意外と見過ごされがちというか、無視されているのが社長の健康管理です。
そこで今回は、社長の健康管理をしっかりとして会社の売上を落とさないための社長のための健康管理の方法」についてお伝えしていきます。
目次 社長の健康管理の方法
1 体重/体脂肪計を買うときの2つのポイント
1-1 スマホのアプリを使う
1-2 体重計は玄関におく
2 食べ物についての健康管理 2つのポイント
2-1 普段飲んでいるお茶を桑の葉茶にする
2-2 おやつにナッツをひとつかみ食べる
3 運動についての健康管理 2つのポイント
3-1 MBTの靴を履いてみる
3-2 パーソナルトレーニングに通う
4 睡眠についての健康管理 3つのポイント
4-1 入浴剤をお風呂に入れる
4-2 遮光カーテンで部屋を真っ暗にする
4-3 明かりで起きる
5 さらにできる健康管理 2つのポイント
5-1 タクシーに乗る
5-2 定期検診に行く
少しお金はかかるけれど、効果の高い健康管理の正しいやり方 5つのポイントまとめ
お金で解決する健康管理…その真意とは?
健康管理は実は非常にシンプル。
・質の良い食事をする
・適度な運動をする
・十分な睡眠をとる
健康管理はたったこれだけのことを気をつけるだけです。
これを継続し続けるれば健康になれます。
サプリやら何やらと様々な健康情報が流れていますが、これら3つの継続以上の価値はありません。
たぶん、それは理解できると思います。
ただ、食事、運動、睡眠の健康管理を継続するのはなかなか難しいもの。
特に社長の場合、
・外部の人と会食がある
・あまりにも忙しすぎて運動の時間が取れない
・睡眠時間が短くなってしまった
立場的にこうしたことに巻き込まれるからです。
そこで、どうすればいいか?
私の答えは「お金を使うこと」と答えます。
なぜならお金を使うだけで、健康管理をかなりうまく進めることができるからです。
特に社長の場合は、サラリーマンとは違います。
パフォーマンスが上がってビジネスがうまくいけば、そのまますぐにお金に反映されてきます。
ほんの少しの投資が最終的には大きなリターンとなって返ってくるわけです。
健康管理にお金をかけても、健康が維持できればそれ以上に売上や利益を維持できる。
そう考えれば、健康管理をお金で解決するのは合理的な投資と言えるでしょう。
ぜひこの方法を取り入れてあなたの健康管理に役立てて下さい。
ここからは、健康管理を正しく行うための5つのやり方について解説をしていきます。
1 スマホ連動の体重/体脂肪計を買う
本格的に健康管理をするなら、血液を検査したり血圧を計るのも良いです。
しかし、そこまでやるのはなかなか大変。
計測の道具も大げさになるので、現実的にもなかなか難しいでしょう。
一方、体重計であれば、どこの家庭でもありますし、ぐっとハードルは下がります。
健康管理において、体重や体脂肪は健康を計るための大きなバロメーターです。
・「なんだか体が重いな、、、」と思って計ってみると、確かに太り過ぎになっていた、、、
・パフォーマンスが落ちていると思ったらすでに体重が増えていた、、、
体重計があると、このような体重の増えすぎにも気がつくことができます。
気がつくことで初めて体調管理もできるようになります。
体脂肪もまた然り。
例えば、
・最近太ってきたな!
・まずい!体脂肪が増えてきたな、、、
と感じれば意識が変わります。
意識が変わると、
・食事を制限しようか、、、
・ちょっと運動しようかな、、、
・やばい!どうしよう、、、
こんな意思が強くなります。
このように体調面の危険意識を持つには、体重/体脂肪計で計測して自覚することが非常に有効です。
1-1 スマホのアプリを使う
私が特にオススメなのが、体重や体脂肪の情報をスマホで計測すること。
毎日スマホで計測していると「どのくらいの推移で体重や体脂肪が変動しているのか?」が分かります。
すると、「どのくらいの体重や体脂肪の時、自分がもっともパフォーマンスが高かったか?」
こんなことも見えてきます。
手で情報を記録するのは面倒、、、
しかし、スマホであれば簡単に記録ができるので非常に便利です。
体脂肪が落ちてきたら免疫が落ちると言われています。
反対に、体脂肪は増えすぎても様々な病気を引き起こします。
ですから、体重と体脂肪を日々計測して健康管理をすることが非常に重要です。
計測をしていれば、それだけでも健康管理の意識が自然に高まります。
すると継続して健康を保つこともできるようになります。
最近では、スマホで体重や体脂肪の管理ができる体重/体脂肪計が増えてきました。
あなたも健康管理のためにぜひスマホ対応の体重/体脂肪計を手に入れて下さい。
ちなみに私が使っているのはタニタのHealth Planetというアプリとそれに連動している体重計です。
1-2 体重計は玄関におく
体重/体脂肪計を買ったら玄関においてください。
なぜ玄関なのか?
それは、帰宅したらすぐに目につくからです。
帰ってきた瞬間にスマホのスイッチをオンにする。
そして、体重/体脂肪計にスグに乗ってください。
健康管理の面では、体重/体脂肪計に毎日乗ることに意味があります。
そして、毎日乗ることを習慣にしていくために、玄関に置いて家に着いたら思い出すというルーティンを作っていくわけです。
もちろん体重/体脂肪計は、玄関ではなく、例えば脱衣所などにおいても構いません。
要は、体重/体脂肪計を自分の導線を考えて配置する。
これがポイントです。
繰り返しになりますが、コツは、体重/体脂肪計を乗ることを思い出さざるを得ないところに置くこと。
そうすることで体重/体脂肪計に乗ることを習慣化でき、健康管理に繋げることができます。
2 食べ物についての健康管理
健康において最も重要なもの。
それは食べ物です。
健康管理の面でも食べ物は非常に重大な役割を担っています。
特に、
「体重が増えた、、、」
「太っている、、、」
こんな場合にもっとも重要なのは、実は運動ではなく食事です。
食事面の健康管理では様々な情報が行き交っています。
しかし、ぜひ次の2つを取り組んでみてください。
2-1 普段飲んでいるお茶を桑の葉茶にする
桑の葉茶は、ノンカフェインで食物繊維の多いお茶です。
ここでは特に食物繊維が非常に重要で、食物繊維は血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きがあります。
食後の血糖値の急上昇は、体重の増加の原因になるばかりでなく、糖尿病をはじめ、様々な病気を引き起こします。
そこで、普段飲んでいるお茶を、食物繊維のたくさん入った桑の葉茶に置き換えてみてください。少しお金はかかりますが、これだけでも十分に健康を保つことができます。
食物繊維にはまだ他にもメリットがあります。
それは、大腸の環境をよくする善玉菌を増やす働きがあること。
大腸は、免疫機能と非常に深く繋がっています。
食物繊維を取ることで大腸の環境がよくすれば、風邪や病気にかかりにくくすることができます。
2-2 おやつにナッツをひとつかみ食べる
ナッツには、オメガ3(スリー)という植物性の油が含まれています。
このオメガ3には動脈硬化を防ぐ役割があり、非常に体に良いです。
ただ、オメガ3は普段の食生活では摂れる機会が非常に少ないです。
意識しないと摂れない油ですので、オメガ3を摂る目的でナッツを毎日ひとつかみ食べるようにしましょう。
ちなみに動物性の油には悪いイメージがあります。
ところが、実は動物性の油には脳卒中を減らす効果はあれど、日本人の体に悪いというデータはありません。
健康管理の上では「動物性の油をやめてオメガ3を摂りましょう」ということではなく、普段の食事はそのままに毎日のおやつにナッツをプラスオンして食べるようにしてみてください。
3 運動についての健康管理
3-1 MBTの靴を履いてみる
MBTというメーカーの靴は、底が丸くなっていてバランスが少し取りにくくなっています。
MBTの靴を履くことで普段の歩く運動そのものがより高い負荷になるのでカロリー消費も大きくなります。
そして同時にインナーマッスルや筋肉も鍛えられます。
確かに、
・階段を使う
・一駅歩く
このように歩く量を増やすのもアリです。
しかし、「なかなか歩く量を増やせない、、、」こんな方も少なくありません。
でも、MBTの靴を履くと自然に運動量を上げることができます。
少し価格は高いのですが、健康管理には自然に運動量が上がるMBTの靴が非常にオススメです。
3-2 パーソナルトレーニングに通う
パーソナルトレーニングに通うメリット。
それは、トレーナーがあなたのことをモチベートしてくれるからです。
健康管理といっても運動はなかなかキツいもの。
ところが、パーソナルトレーニングでは
・「こういう風にやると良いですよ!」
・「よくできましたね!」と褒めてくれる
こんな風に接してくれるので、運動するモチベーションが保ちやすくなります。
しかも、トレーナーと「次回はいつやりましょうか?」と約束もします。
つまり強制的に運動せざるを得ない状況になります。
すると、予定もブロックされて自動的に運動ができるようになるわけです。
パーソナルトレーニングは、普通のジムと比べると確かに高いです。
が、結局継続して長く続けられることを考えると、健康管理もしやすくなります。
健康管理が出来て売上や利益が増えれば、パーソナルトレーニングの方が安い。
このように考えることができます。
4 睡眠についての健康管理
4-1 入浴剤をお風呂に入れる
お風呂はシャワーで済ませる、、、こんな方も多いです。
しかし、健康管理のためにもぜひお風呂には浸かってください。
なぜか?
それは、まずお風呂に浸かると体の中の体温が上がります。
次にお風呂から上がって体温が急激に下がることを体が感じ取ると、その次は「眠い」という風に感じるようになるからです。
つまり、お風呂に浸かることで入浴後に眠気が催してきて安眠ができるわけです。
また、オススメとしては浸かる時に入浴剤を入れることです。
様々な香りや効能もありリラックス効果も期待できます。
なので、ぜひいろいろなものを試して楽しんでみましょう。
浸かっているときに「暇で耐えられない」、、、こんな風に感じる方も少なくありません。
私も実はそうでした。
でも、それを克服する方法がありました。
それは、読書をすることです。
入浴はぬるいお湯に20分くらい浸かって頂きたいのですが、その間に本を読みます。
すると、気分良くゆっくりと浸かることができます。
つまり、勉強もできて健康管理もできて一石二鳥です。
ちなみに、こんな風にお風呂に入るときは水を持って入りましょう。
そして、こまめに水分補給をしてください。
脱水症状を防止するとともに、気持ち良く汗をかくことができます。
4-2 遮光カーテンで部屋を真っ暗にする
人は真っ暗な方が眠りが深くなります。
ですから、遮光カーテンを利用して部屋に光りが入らないようにしましょう。
たったこれだけで睡眠の質をグンと高めることができ、あなたの健康管理にも役立ちます。
4-3 明かりで起きる
起きるときは、
・音
・目覚まし時計
・携帯のアラーム
を利用する方が大半です。
ところが、音だと場合によっては驚いたりして、朝の目覚めも悪くなります。
また、携帯のアラームを利用する場合。
携帯から出る電磁波は、あまり寝る付近には置かない方が良い、とされています。
また携帯ですからメールや何かの通知などで、夜寝ている時に音が鳴ることもあります。
すると当然気になってしまい見てしまう、、、こんなことも起こります。
ですから、携帯は寝室から出しておくのがベター。
そして、アラームの音で起きるかわりに、ぜひ明かりで起きるようにしてください。
ちなみに私が使っているのは以下のものです。
5 さらにできる健康管理 2つのポイント
5-1 タクシーに乗る
冬場に厄介なのは風邪です。
健康管理の上でも何かの病気をうつされるのは非常に迷惑な話。
では、いったいどこでうつされることが多いでしょうか?
様々な場所が挙げられますが、一つは電車です。
不特定多数の人と接触するからです。
そこで、特に冬場の移動には、極力タクシーを使うようにしてみましょう。
健康管理でタクシーを使うには、確かに少しお金はかかります。
が、病気をうつされるリスクはぐっと下がります。
また、罪悪感を感じるかもしれません。
ならば、車内で仕事をするなど払ったお金を取り戻す活動をするようにしましょう。
5-2 定期検診に行く
自分自身で体の細かなところを調べるには、やはり限界があります。
健康管理をしっかりとするには、ぜひ日頃から定期検診に行く癖をつけておきましょう。
検診には確かに少々お金がかかるかもしれません。
しかし、私としては、ぜひ細かな検査のできる質の良い検診を受けて頂きたいです。
特に、年に1回の誕生日などで、タイミングを決めて行くのがオススメ。
その際はあなた一人ではなく、
・妻帯者であれば奥さんと一緒に
・彼女がいるなら彼女と一緒に
定期検診に行くのが非常にオススメです。
検診後の出てきた結果を見たらまた健康管理の意識が上がります。
健康管理の意識が上がればより健康管理のための行動も継続もしやすくなっていきます。
健康管理のためにも、ぜひ定期検診を受けてみて下さい。
少しお金はかかるけれど、効果の高い健康管理の正しいやり方
健康とは、本当に何事にも代え難いものです。
単に、
・売上を上げる
・利益を上げる
という観点だけではなく、自分の人生を豊かに過ごす。
そういった面でも多少お金がかかったとしても、健康管理は非常に重要といえます。
ぜひ今回のやり方を実践してみてください。
ちょっとお金はかかるはずですが、お釣りがくるほどのリターンがあるはずですから。
【参考文献】
本記事の作成には、下記の書籍を参考にしています。
健康情報についてはトンデモ本、エセ科学本が横行していますが、その中にあってエビデンスベースの良書だと思います。