大企業のウェブサイトはIR目的ですが、
中小企業のウェブサイトでは売上につなげる必要があります。
そのためには、
ウェブサイトでメールアドレスを獲得することは必須。
ですから集客専用ページを作成し、
メールアドレスを獲得することは
基本のキとして推奨しています。
とはいえ、
集客用ではない会社サイトにも
見込み客が来る事はあるわけです。
従って、会社サイトでも
メールアドレスを取れるようにしておくことは必須です。
あなたの会社サイトは、
効果的にメールアドレスを獲得できるようになっていますか?
確認してみてください。
1. トップページでどんなお客を対象に何をもたらすものか、
を明確に説明しているか?
当然ですが、ウェブサイトの中で
最も多くの人々が見るのはトップページです。
このトップページで
「このページは私と関係がない」
と思われたらそれまで。
お客さんは去っていってしまいます。
ですから、
「このサイトは誰のためのものか?」
「何を得られるものか?」
を明確にします。
ちなみに「何を得られるものか?」
に関してですが、
見込み客のニーズに沿ったものである必要があります。
こちらがスゴイと思ったとしても、
お客さんが欲していなければ意味がありません。
2. 文章は読み易いか?
ウェブサイトを読む時、
見込み客はあまり難しいことを考えていません。
ご自身がネットを触っているときの
感覚を考えればわかると思います。
ですから、できる限り読み易い口調で書きましょう。
文法が正しいかではなく、
読み易いかどうかを重視します。
かっこ良く伝えようと、
難しく書いてしまうとお客さんは読んでくれません。
売り手と買い手ではなく、
横に寄り添って一緒に問題を解決してくれる人
と思ってもらえる事を目指します。
3. 教育的コンテンツを提供しているか?
製品とサービスの情報は当然入れるべきです。
しかし、それに加えて、
お客さんにとって価値ある教育的コンテンツを
入れる必要があります。
商品の選択基準、ノウハウ、
ベストプラクティス、トレーニングなどなど。
そうすることで、
お客さんの中であなたは単なる売り手ではなく、
専門家の会社として位置づけられるようになります。
また、
その場でメールアドレスを登録しなかった場合も、
ブックマークに入れてくれ、
また来てくれる可能性が高まります。
あなたのサイトが成約率20%取れていたとしましょう。
20%というのは成約率としては非常に高い。
でも、成約してくれない人が80%もいる、とも言えます。
従って、今後も来てくれる理由を作る事は非常に重要です。
4. ニッチキーワードを盛り込んでいるか?
検索からのお客さんは、
能動的に何かを探している訳ですから、
非常に購買意欲が高い。
ですから、
検索のお客さんの獲得はウェブサイトの重要な命題です。
とはいえ、
競合の多いビッグキーワードで
上位表示させるのはお金も手間も時間もかかります。
いずれはそれらも上位表示するよう対策すべきですが、
初めにやることはニッチなキーワードをページに盛り込むこと。
競合が少ない、検索する人も少ない。
でも、購入意欲が高いお客さんが検索しそうなキーワード、です。
1日たった1アクセスしかないキーワードであっても
100個あれば、100アクセスになります。
これらをたくさんページに盛り込む事で、
アクセス数を人知れず伸ばすことができます。
5. 全ページにフォームを入れているか?
ページにやってきたお客さんは
1ページだけで去るor何ページか回遊する
のいずれかです。
1ページだけで去るのは、興味がないお客さん。
一方で回遊するお客さんは少なからず興味があるわけです。
そんなお客さんにそのまま去られるのはもったいない。
お客さんの興味が盛り上がった瞬間に
メールアドレスを登録してもらえるように、
全てのページにリスト取得のフォームを入れましょう。
場所は、本文部分の最下部。
それから右か左にあるメニューの最上部。
気付いたときにいつでも、
メルアドレスを登録できるようにしておきましょう。
6. フォームの入力項目は必要最小限か?
今後の営業につなげるため、
お客さんの情報をたくさん得たい、
という気持ちはわかります。
しかし、
フォームの入力項目が増えるほど、
お客さんは入力する気をなくします。
ですから、できるだけフォームは減らしましょう。
通常は、メールアドレスのみで結構です。
他の情報が必要であれば、
メールを定期的に送って信頼度を高めてから
改めて取ればいいです。
7. 電話番号を目立つように掲載しているか?
電話での受付がある場合、
ウェブサイトの右上には必ず電話番号を入れましょう。
電話をしてくるお客さんは、
アドレスを登録しる人より緊急度が高く、
見込み度が高いと言えます。
ちなみに電話番号の近くに、
受付タイミングを必ず入れましょう。
土曜日は?祝日は?何時から何時まで?
これがないと
いつ電話を掛けていいか分からず、
結局、電話をしない・・・なんてことが起こります。
以上7項目です。
あなたの会社サイトも
このチェックリストで確認してみてください。
改善するだけで、会社サイトからも
メールアドレスが取れるようになるはずです。