数値目標は万能薬?

アバター画像 北岡 秀紀

年初に立てた目標は1ヶ月もしないうちに忘れられてしまいます。

実は、これはあなたが悪いわけでなく、
目標が機能しない要因を
知らないだけかもしれません。

特に、ほとんどの人が知らないのが、
―――――――――――――
自分のステージによって
正しい目標設定方法が違う

―――――――――――――
ということ。

「目標設定」は無条件に
善とする風潮がありますが、
目標設定が悪になる場合もあります。

目標は一つに絞った方が
いい場合はありますが、
複数ある方がいい場合もあります。

目標設定や自己啓発の本を読んで、
「あの本とこの本の言っていることが違う」
ということがあると思います。

そのほとんどは対象読者が違うだけなのです。
繰り返しになりますが、
目標設定の方法は、
自分のステージによって変えるべきなのです。

PPC広告を初めて実践するとします。

このPPC広告経由で
「半年後に月商200万円売り上げるぞ!」
という目標を設定します。

そして、通常の目標設定法であれば、
この「半年で月商200万円」という目標を細分化し、
1か月目で月商5万円、2ヶ月目10万円…
という小さな目標を決めさせます。

これが一般的な目標設定法でしょう。
ことさらビジネスでは
数値目標がもてはやされます。

しかし、その考え方は正しくありません。

なぜなら、
全くやったことがないのに、
どんな数値を達成できるかなんて、
わからないからです。

達成可能性が分からない目標なんて、
誰も追いかける気がしません。

だから、目標なんて忘れてしまうのです。
ですから、

実行当初の段階の目標として適切なのは、
数値目標ではありません。
「具体的なアクション」を
目標にすべきなのです。

◆1日10個の新しいキーワードを作る
◆1日15分はレポート機能を触ってみる
◆7日に1回は広告文を作る

このような行動そのものを目標にします。

これらを続けていくと、
「こうやればこうなる」
という因果関係がわかってきます。

例えば、
1リスト獲得するのに500円かかる・・・
このリストのうち何%の人は商品を購入してくれる・・・
その平均単価は●●円・・・
などなど。

この因果関係がわかれば、
「半年月商200万円」に到達する道筋を
逆算することが可能ですね。

この道筋が見えて初めて、
数値目標の力が発揮するのです。

来月のここまでに
これだけの売上を達成する必要がある。
そのためには500リストを取る必要がある。
ということは、20000アクセス必要。
なら予算は・・・
なんて感じでやるべきことが
おのずと決まります。

数値目標を決めて、
やるべきことが決まらない。
それはつまりその目標は、
今のあなたに合っていない、
ということです。

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