あなたは、電子書籍を使っていますか?
電子書籍を読むツールとして一番有名
なのが、おそらくAmazonが提供している
Kindleではないでしょうか。
ここであらかじめ、1つだけ注意点があります。
それは、今日お話する話はKindle専用の
話ではないかもしれません。
つまり、他の電子書籍リーダーでも
活用できる話かもしれないということです。
が、僕は電子書籍を読む時にKindleしか
使ったことがないので、ここではKindleを
使ったマーケティングリサーチ、という
話で進めさせていただきます。
マーケティングリサーチでお客さんを知りたいなら
マーケティングリサーチをするときに、
大切なのは、商品、顧客、について
徹底的に調べる、ということですよね。
その中でも、今回ご紹介する方法は
「顧客」について深く知りたい時に、有効です。
マーケティングリサーチで、本を調べるときは、
・競合が何を言っているか?
・その本を読者はどう評価(感じて)しているか?
などがリサーチの中心になってきます。
が、Kindleを使うとそれに加えもうひとつ、
「お客さんとの共感ポイント」を掴むことができるのです。
共感ポイントがわかるKindle
つまり、多くの人が「そうそう」と
共感している部分を盗み見ることができてしまうのです。
これ、マーケターとしては、かなり
アツいことじゃないでしょうか。
なぜなら、あなたの書いたセールスコピーに、
「そうそう」とうなずいてもらえれば、
信頼残高や権威性などもアップできるからです。
さらにそこから、その人特有の悩みや本音を
聞き出すきっかけにもすることができるでしょう。
そういったつかみとしては、今回紹介する
「お客さんとの共感ポイント」はかなり
使えるハズです。
Kindleのどこに注目すればよいのか?
では、そのポイントとは何か?
ズバリ、「ハイライト」です。
ハイライトとは何かというと、簡単に言うと、
普通の本で重要だと思った部分に、蛍光ペンを
引くようなものと覚えておいてもらえればオッケーです。
Kindleで、この機能のことをハイライトといいます。
そしてAmazonは、Kindleが電子書籍という
強みを活かして、ハイライトをデータとして保存しています。
つまり、あなたが「この文章をハイライトした」
ということをサーバー上に記録しているのです。
そして、多くの人がハイライトした部分は、
実際にKindleの本文中に以下のように反映され表示されます。
「35人がハイライトしています」
この部分が「共感ポイント」となるのです。
Kindleのハイライトはなぜ有効か?
蛍光ペンを引くような部分は、大抵が
・感銘をうけた部分
・参考になるデータ・記録
・自分の意見とマッチする部分
などになります。
つまり、多くの人がハイライトしている
部分は、セールスレターのパーツに組み込めば
何らかの反応が得られる可能性が高いものなのです。
ですから、マーケティングリサーチとして
オススメしておきたいのは、書きたい
セールスレターと同ジャンルの本を
Kindleで10冊程度買ってみる。
そして、深く読む必要はないので、
パラパラとめくっていき、ハイライトされている部分を探す。
そして、そのハイライトされた部分を
手書きでメモするか、パソコンでまとめる。
すると、かなり濃いマーケティングリサーチ
の材料を手に入れることができるようになります。
もちろん、これだけでリサーチが完了する
ということではありませんが、あまり知られて
いないリサーチ法だと思いますので、試してみてください!