改善提案で会社を良くする3つのポイント

北岡 秀紀 北岡 秀紀

Kitaoka

社長や経営者であるあなたは、日頃から社員や取引先、商品管理や顧客対応、
マーケティングなどあらゆる方面に気を配っていることと思います。

しかし、それでもトラブルに見舞われることがあるでしょう。
プロジェクトがなかなかうまく進まない、ということもあるかもしれません。

今回は、こうしたことから脱却し、
ポジティブで強い会社に引き上げるために「改善提案で会社を良くする3つのポイント」についてお伝えしていきます。

 

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改善提案の必要性を理解する

改善提案とは、スタッフから「こういう風に改善をすれば良いのではないでしょうか?」と、
改善の提案をしてもらうことです。

会社の強さやビジネスの強さというのは、
日々の業務の中でこういった改善を繰り返すことで培われていきます。

例えば、日本を代表する企業にトヨタがあります。
実はこの改善提案の元祖というのは、あのトヨタなのです。
改善提案がどのような結果をもたらすのかは、トヨタの強さを見れば一目瞭然ですね。

トヨタは様々な改善を重ねてあのような大企業になりました。
つまり、我々もトヨタのように改善を重ねることによって、
非常に強いビジネスを築いていくことができます。

ところが、大抵の場合、中小企業でこの改善をしているのは社長だけです。
でも、この改善を社長であるあなただけでなく、
スタッフにもして欲しいと思ったことはありませんか?

実際、やはり社長だけだと視点が偏ってしまうものです。
それに社長が一人でビジネスの全てを見られないことの方が多いでしょう。
そんな時、お客さんや取引先などと直接接している現場スタッフ全員で改善提案をしてくれれば、
どんどん改善ができるようになっていきます。

そして、そうした改善提案の取り組みが進んでいけば、
実際にビジネスがどんどん良くなっていきます。
そうすれば、きっとあなたにも「なんだかいろいろと良くなってきたぞ!」
という感覚を持ってもらえるようになるはずです。

では、ここから本編に入っていきます。

ここからは「強い会社を作るための改善提案を進めていく方法」、
「スタッフが改善提案をどんどんしてくれるようにする方法」についてお伝えしていきます。

これらには大きく分けると、3つのポイントがあります。

改善提案で会社を良くする3つのポイント その1:改善提案を義務化する

まず初めに取り組むことは、
スタッフに1日に1個でも、1週間に1個でも構いませんから、
必ず改善提案をルーティン化して提出してもらう、
ということを義務化してください。

改善提案の出し方は、どんな形でも構いません。
例えば、「改善をする内容を紙に書いてもらい、
書いたものを箱に入れてもらう」ということでも良いでしょう。

他には、日報や週報といったものの最後の方に「改善すべきこと」みたいな項を設けて、
何かしら記載する、というようなことでも構いません。

とにかくどんな形でも良いので、
「ルーティン化して一定期間毎に改善提案を提出してもらう」
という作業を義務化しましょう、という事です。

でも、この時に注意があります。
義務化というのは、ただルールとして決めるだけではなく、
文字通り義務として継続していかなければならない、ということです。

ですから義務化するためには、
もしスタッフから改善提案が出ていない場合は、
「改善提案が出ていないよ」と警告を促さなければなりません。

実は、この警告をしっかりと発信することが非常に重要です。
なぜなら、警告をしなければ時々改善提案を忘れたりさぼったりして、
そのうちだんだんとしなくなり、義務のはずが風化したりしてうまく機能しなくなります。
そして、義務化が機能しなければ、改善提案をするという文化が生まれません。

改善提案を文化にするためにはまずは強制力を働かせることです。

これが、改善提案で会社を良くする3つのポイントの1つ目です。

 

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改善提案で会社を良くする3つのポイント その2:改善を義務化しない

改善提案で会社をよくするためには、
まずスタッフに対して改善提案を提出してもらうことを義務化しましょう、
ということをお話しました。

では今度は、その改善提案をどのように扱っていけば良いのか?
これが次のポイントになってきます。

その一つが改善提案の「改善そのものは義務化しない」ということです。
具体的に言うと、「『○○という事を改善すべきです』という意見が提出されたとしても、
改善策の実行は義務化してはいけない、ということです。

どういうことかというと
「提案した改善策が難しいものであったり障壁の高いものだったとすると、
実行をするのが面倒臭いことになる・・・」
という発想が湧いてくるのです。

そうすると、改善提案を出さなくなったり、
面倒でないような楽なことしか言わなくなります。
さらにはモチベーションも下がってしまうことにも繋がってきます。

つまり、改善策の実行を義務化すると、
本当に大事な改善提案をしてくれなくなってしまう、
ということです。

ですから、「改善策は別に実行しなくてもいいから、
とにかく改善提案の提出はしてください」という風にするのです。

でも、もしかしたらあなたはこう思うかもしれません。

「改善提案だけをさせているのでは、まったく意味がないのでは?」
「実行させないと会社が良くは変わらないのでは?」

しかし、このような心配はまったく無用です。
それはどうしてかと言うと「こういう風に改善すべきだよね」といったん目につきだすと、
人間は「どうしても直したい」という意識が働くものなのです。

そして、その意識により100%ではないにしろ、
目につきだすことで提案してくれたうちの20%、30%でも改善されることになっていくのです。
義務化して0%になるより、20%、30%の改善が続いていく方が良いことは、火を見るより明らかです。

ですから、絶対に改善そのものは義務化しないでください。

改善提案で会社を良くする3つのポイント その3:改善案を評価しない

これは、提出された改善策を「良い・悪いで評価をしない」という事です。
実際のところ、毎日毎日、毎週毎週だとか改善提案を出してもらっていれば、
当然アイデアというものは玉石混合です。

ですから、良いアイデアも悪いアイデアもたくさん混ざってきて当然です。

ここで重要なのは、無理にでもアイデアをひねり出す事であったり、
その習慣をつけることが改善策を探すことに繋がってくる
という点です。

そして、こういった活動によって、
改善そのものが文化になっていき、
文化が生まれることで会社がどんどんと強くなっていく、
ということになってくるのです。

改善提案で会社を良くする3つのポイントまとめ

今回は、会社の運営基板そのものを良くしていくためのお話をしました。
それでは、ここでまとめたいと思います。
いかがでしたでしょうか。


改善提案で会社を良くする3つのポイントまとめ


その1:改善提案を義務化する


その2:改善を義務化しない


その3:改善案を評価しない

以上の3つのポイントを守って改善提案を繰り返してみてください。

そうすると、実はその改善提案の改善策を実行しなかったとしても、
それでも会社が徐々に良くなっていくのを感じて頂けるはずです。

そして、できれば改善提案の改善策をあなた自身で実行してみてください。
そうすれば、さらにもっと会社が良くなっていくのを感じることができるはずです。
ぜひ強い会社作りのためにも会社全体で改善提案に取り組んでみてください。

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