デモグラフィックの意味とは?データの収集方法や活かし方を解説

鷲津晴人
デモグラフィック

今回はマーケティングで欠かせないデモグラフィックについて解説をしていきます。

 

マーケティングにおいて、ターゲットとなる見込み客やお客さんのデータは非常に重要です。

相手を知ることで初めてどういう商品が求められていて、どういう売り方をすれば売れるのかがわかります。

そして、その中でもとくに重要なデータの1つが、今回のテーマであるデモグラフィックです。

 

そこで今回はデモグラフィックについて、以下のような内容をお伝えしていきます。

 

 

この記事を参考にして、デモグラフィックをマーケティングに活かしてください。

 

 

デモグラフィックの意味とは

デモグラフィックとは、人口統計学という意味を持つ言葉です。

マーケティングにおいては人口統計学に基づく属性という意味で、デモグラフィック属性のことを意味する場合が多いですね。

デモグラフィックでは、以下のような切り口で人の属性を分類します。

 

  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 学歴
  • 収入
  • 宗教

 

ちなみにこれらの項目をデモグラフィック変数といいます。

デモグラフィック変数がマーケティングに与える影響は非常に大きいです。

それこそ同じようなターゲットであっても、少し年齢が違うだけで施策の効果に大きな差が出ることも少なくありません。

 

マーケティングを行うなら、デモグラフィックは必ず押さえておきたいデータの1つですね。

 

 

サイコグラフィック、ジオグラフィックとの違い

よくデモグラフィックと同時に使われる言葉に、「サイコグラフィック」、「ジオグラフィック」というものがあります。

それぞれ違う観点から人を属性別に分類する切り口で、具体的には以下のような意味です。

 

デモグラフィック

(人口統計学属性)

人を人口統計的なデータで分類するための切り口。

「性別」、「年齢」、「収入」、「職業」、「学歴」など。

サイコグラフィック

(心理的属性)

人を心理的な特性で分類するための切り口。

「価値観」、「ライフスタイル」、「パーソナリティ(性格)」など。

ジオグラフィック

(地理学統計属性)

人を地理学的なデータによって分類する切り口。

「国」、「地域」、「居住地」、「現在位置」など。

 

マーケティングではどれか1つではなく、この3つをセットでデータ収集し、活用するのが一般的です。

この3つを押さえれば、お客さんやターゲットのことを詳しく理解することができます。

 

 

デモグラフィックデータの活用方法

前述しているとおり、デモグラフィック変数のデータはマーケティングで非常に重要な働きをします。

年齢、性別、収入などの要素は、その人の購買行動に直結するからです。

 

具体的に言うと、デモグラフィックは以下のような形で活用できます。

 

  1. どのような層が商品を購入しているか確認できる
  2. お客さんやターゲットがどこにいるかわかる
  3. 今のお客さんが狙いとして正しいか判断できる

 

それでは1つずつ解説していきましょう。

 

デモグラフィックの活用方法

 

 

デモグラフィックデータの活用方法1.
どのような層が商品を購入しているか確認できる

自社の商品を買ってくれているお客さんのデモグラフィックを把握すれば、どのような層がどの商品を買ってくれているかを知ることができます。

 

マーケティングの世界では、20代の男性向けに売り出した商品が実際は50代の男性相手に刺さった、というように、想定外のターゲットに売れることもあります。

このとき、お客さんのデモグラフィックを把握していないと、「20代の男性に売れている」と勘違いをしたままマーケティングの施策を行ってしまい、失敗する可能性が大きくなってしまうのです。

 

そのためマーケティングでは、デモグラフィック変数のデータを基に自社のお客さんがどんな人なのかを知ることが非常に重要です。

 

 

デモグラフィックデータの活用方法2.
お客さんやターゲットがどこにいるかわかる

デモグラフィック変数のデータを活用し、自社のお客さんがどういう人なのかを把握すれば、そのお客さんやターゲットがどこにいるかを特定することができます。

というのも人は、デモグラフィックの分類によって集まる場所が変わってくるからです。

 

事例としてわかりやすいのが広告を出稿するときですね。

たとえばSNSに広告を出稿するときは、ターゲットのデモグラフィックに合わせて出稿先を決めることが多いです。

若い女性がターゲットならインスタグラム、ビジネスをしている男性がターゲットならfacebook、というような感じで、ターゲットがいるところに広告費を入れることができます。

ところが自社のお客さんのデモグラフィックデータを把握していないと、間違いが生じてしまう可能性があるのです。

 

逆に言えば、デモグラフィックを把握すれば、より効果的で効率の良い集客ができるということですね。

 

 

デモグラフィックデータの活用方法3.
今のお客さんが狙いとして正しいか判断できる

デモグラフィック変数のデータを把握すれば、今商品を買ってくれているお客さんが戦略上正しいターゲットかどうかを判断することができます。

 

たとえば「収入」で考えてみてください。

年収が1,000万円を超えるような人であれば、多少高額でも価値があるものにはお金を出してくれます。

しかし、年収200万円でギリギリの生活をしている人ならどうでしょうか?

おそらく多少価値が落ちても安いものを買おうとするはずです。

 

わかりやすくするために少しあからさまな例になってしまいましたが、人によって使える金額が違うという事実は正直あります。

そのためデモグラフィックを参照して、もし自由に使えるお金が少なそうな層ばかりがあなたの商品を買っているようなら、それは商品の価値ではなく、価格で評価されている可能性が高いと言えるのです。

この場合、より安い競合が現れることで一気に価格競争が始まってしまいます。

そして価格を落としていくうちに忙しくても利益が出ないような状態に陥ってしまい、資金が回らなくなるか、社員がいなくなるか、もしくは社長であるあなたが体調を崩して会社をたたむことになってしまうのです。

 

そのため、資源が限られていて薄利多売ができない中小企業にとって、利益率は死活問題だと言えます。

中小企業の経営者であれば、利益率を確保できる客層を常に意識しておかなければいけないのです。

 

ちなみに弊社のクライアントで、上手くターゲットをズラし、利益率を大幅に向上させた英会話学校があります。

その英会話学校は学生相手に英語を教えていたのですが、月謝に対してやることが多すぎたため、自分たちの給料すら確保できない状態で疲弊していました。

この英会話学校で1つ問題だったのは、「学生」をターゲットにしていたところです。

当然学生なので、使えるお金も限られています。

 

そこでこの英会話学校では、ターゲットをズラす施策を取りました。

といっても、「学生を相手に英会話を教えること」に変わりはありません。

ただ売り込む先を、「学生」から「学生の親」に切り替えたのです。

デモグラフィック変数で言えば、「職業」や「収入」を切り替え、より使えるお金の多い層をターゲットにしたわけですね。

 

これによりその英会話学校はサービスを見直し価格を上げることで、利益率の確保に成功しました。

このようにデモグラフィック変数を基にターゲットを切り替えることで、一気に業績が好転する事例も少なくはありません。

 

ちなみにこの英会話学校の事例を無料で公開中なので、ぜひ1度確認してみてください。

もしかするとあなたの会社にとっては、下手な経営コンサルを受けるよりもよっぽど価値があるかもしれませんよ。

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デモグラフィックデータの収集方法

デモグラフィック変数のデータを収集するなら、以下の2通りの方法があります。

 

  1. アンケートをとる
  2. アナリティクスを確認する

 

まず効果的なのが、アンケートをとるという方法です。

つまり、お客さんに直接聞いてしまうという方法ですね。

メルマガやLINEステップを使えば多くのデータを入手することができますし、セミナーを開いてアンケートをとれば、より確度の高い情報を入手することができます。

特定の商品を買った人にだけアンケートをとれば、リピート率が高いお客さんや今までと方向性の違う新商品を買ってくれたお客さんといった区分けをして、データを収集することも可能です。

 

あとは、手っ取り早いのがアナリティクスの確認ですね。

YouTubeやInstagramといったSNSでは、アナリティクスでユーザーのデータを確認することができます。

このデータを確認すれば、簡単に大量のデータを集めることも可能です。

せっかく実装されている機能なので、SNSを使ったマーケティングを行っているならしっかりと活用しましょう。

 

ちなみにデモグラフィック変数は、サイコグラフィック変数と比べると比較的収集しやすいデータだと言えます。

なぜなら抽象的なサイコグラフィック変数と違い、具体的なデータだからです。

 

ただ基本的には、デモグラフィック変数のデータを収集するときは、サイコグラフィックやジオグラフィックのデータも合わせて収集しておくことをおすすめします。

お客さんやターゲットを特定するためのデータは、多ければ多いほど正確な判断ができるからです。

デモグラフィックだけでお客さんを判断するのではなく、サイコグラフィックやジオグラフィックも合わせて収集し、判断をしましょう。

 

 

【まとめ】デモグラフィック変数のデータは把握しておくべき

今回は人口統計学であるデモグラフィックについて解説をしてきました。

簡単に言うと、お客さんの「年齢」、「性別」「家族構成」、「学歴」「収入」、「宗教」といったデータを収取し、把握しましょうという内容でしたね。

お客さんのデモグラフィックを把握できれば、おのずとターゲットにするべき層も見えてくるはずです。

 

ただし、今商品を買ってくれているお客さんが、必ずしも戦略的に正しい層であるとは限りません。

なぜならそのお客さんが商品の価値を評価しているのではなく、ただ安いから買っているという可能性もあるからです。

この場合、もっと安い競合が現れた時点で熾烈な価格競争が始まってしまいます。

こういう場合は、戦略の見直しを図った方が良いでしょう。

 

それこそ逆に、デモグラフィック変数を見直すことで利益率を大幅に向上させることも可能です。

たとえば弊社のクライアントの英会話学校では、ターゲットを「学生」から「学生の親」に変えることで商品価格を上げ、利益率を大幅に改善しました。

デモグラフィック変数で言えば、「職業」や「収入」を切り替え、より価値を感じてお金を払ってくれる層をターゲットにしたわけですね。

このようにデモグラフィック変数のデータを基にすれば、現状の問題点や改善方法が見えてくることもあります。

紹介させていただいた英会話学校の事例は現在無料で公開中なので、ぜひ1度チェックしてみてください。

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デモグラフィック変数は、マーケティングをするうえでは欠かせないデータです。

常に自社のお客さんのデモグラフィックを把握し、ビジネスに活かしましょう。

 

 

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