使える経営計画の条件

アバター画像 北岡 秀紀

Kitaoka

・1日の業務時間がたった2時間になった
・年商4000万円の会社を2年間で5億円にした
・半年で利益が3倍になった

これらは「ある社長の仕事」に取り組んだ結果です。
その「ある社長の仕事」とは・・・
経営計画を立てることです。

はぁ?経営計画??
と思ったかもしれません。

もしかすると、銀行向けに作ったことがあるかもしれません。
もしかすると、経営計画を立てましょう、
みたいな本を読んで作ってみたかもしれません。

でも・・・
経営計画を立てても、何もビジネスが変わらない、
立てたとしても計画通り売上がいくことなんてあり得ない。
ずっと未達成だよ、という方も多いと思います。

でも、それは大きな勘違いです。


普通、経営計画を立てれば、それは実現できて当たり前です。

それは実現できるくらいのレベルの低い計画を立てているから、
実現できて当たり前、という意味ではありません。

冒頭のような
・1日の業務時間を2時間にした
・年商4000万円の会社を2年間で5億円にした
・半年で利益が3倍になった
という相当チャレンジングな計画であっても、
正しい経営計画の立て方をすれば実現してしまいます。

もし「ひとつしか社長の仕事をしてはいけない」と脅されたとしたら、
私は経営計画を立てる仕事を迷わず選びます。
それくらい経営計画を立てることは経営者にとって重要な仕事なのです。

北岡流経営計画合宿のお作法

実際、私は3ヶ月に1回、
経営計画合宿というのをやっています。

合宿といっても、部活の合宿のように
皆でやるわけではなく社長ひとりで
2泊3日か3泊4日でどこかで宿泊します。

そして、外部との接触を断ち、
缶詰になって自分のビジネスについて
ひたすら考えます。

ちなみに3ヶ月に1回やることを推奨していて、
私自身ももちろん実施しています。

ちなみに、
宿泊する場所は割と良いホテルにします。
今回は、マンダリンオリエンタル、
前回はパレスホテル、その前はリッツカールトン・・・

別にひとりになれればどこでもいいわけですが、
ちょっと背筋がピンとなるようなところで
セルフイメージをあげてやるほうが、
経験的に良いアイデアが出やすいからです。

これなら経費で普段泊まらないような
良いホテルに泊まることもできますし、
かなりオススメです。

チャレンジングだけど実現できる経営計画の条件とは?

ただ、もちろんただ合宿をして、
経営計画を立てればいいい、
というものではありません。

前述した通り正しい経営計画の立て方をしてはじめて、
チャレンジングだけれども実現できる計画になるわけです。

では、その正しい経営計画とは?
それは、以下の5つの条件を満たすことです。

実現できる経営計画の条件1 長期的なビジョンに沿っていること

単発で売上をアップすることは難しくありません。
色々な裏技がありますから、それを使えばいいだけです。

しかし、あなたが必要としているのは
「継続的に稼ぎ続けること」のはずです。
であれば、長期的に向かうべき、
そして向かいたい方向性と合致していることが条件です。

実現できる経営計画の条件2 夢があること

昨年対比120%みたいな現実的な計画なんかたてても、
経営計画を立てる意味がありません。
やれることは「今まで以上にがんばる」という苦行でしかありません。

今までの延長線上ではない、これができたらスゴイ!
と自分で自分を褒めてあげられるような
「新たな成長」をしてこそ経営計画を立てた意味があるというものです。

実現できる経営計画の条件3 新しい次元の行動プランがあること

夢のある計画を立てても、そのまましておけば叶いません。
当然、その計画を実現するための行動が重要です。

今までの延長線上にない計画を叶えるわけですから、
それを叶えるための行動も今までとは違うことをする必要があります。
今までと同じことをやって、違う結果を求めることなんて出来ないですから。

全く新しい次元の行動プランがあってはじめて
夢のある計画は実現するのです。

実現できる経営計画の条件4 成果に直結できるアクションに集中すること

行動プランを立てても、それが実行できなければ意味がありません。

実行できない理由はシンプル。
実行するだけのお金や時間や人材などの材料が限られていること。
中小企業なら当たり前ですね。

限られたリソースを成果に結びつけるためには、
成果に直結するアクションだけを選び、
その他のアクションを捨てていく必要があります。

実現できる経営計画の条件5 あとはやるだけ、になっていること

行動プランを実行するために、もうひとつ必須項目があります。
それは行動プランが、毎日のタスクのレベルまで細分化されていること。

人は行動プランが大きすぎると取り組めなくなります。
セールスレターを書いた事がない人が
「セールスレターを書く」という行動プランを立てていたとしたら、
何から取り組んでいいかわかりませんよね?

まずこの項目とこの項目に関してリサーチする
セールスレターの全体のテーマを決める
ヘッドラインを10個作る
  ・
  ・
  ・
みたいに細かく細分化すればどうでしょうか?
できそうな気がしませんか?

特に新しい次元の行動プランを立てているわけですから、
今までやったことがないことも多く含まれます。
そのせいで実行できない・・・なんてことが起こらないように、
「あとは毎日のタスクを淡々とこなすだけ」
というレベルまで行動を細分化していくことが重要です。

あとは経営計画をひたすらこなすだけ

以上、5つの条件を満たす経営計画を合宿で立てたら、
次の経営計画合宿までの3ヶ月間、
あなたがやることはただひとつ。


今回の経営計画合宿で決めたことを淡々と実行していく。

ただそれだけです。
何も考えず機械のようにこなせばいいです。

何も考えずというと思考停止しているように感じますが。。。
そうではありません。

思考と行動を分離しているだけです。

3日間(=72時間)ひたすら考える。
日中、ひたすらひとつのことを考えると、
寝ている時間も、そのことが頭に思い浮かびます。
なので、比喩ではなく文字通り72時間考えます。

で、3ヶ月後の次の経営計画合宿までは
ひたすら行動をしているのです。
業績をあげるために考えたことを行動すれば、
当然、業績はあがります。

一方で、多くの経営者は考えながら行動します。
でも、3ヶ月間で72時間以上考えているかというと・・・
まず間違いなく考えていません。

日頃の雑務や仕事に忙殺されて、
仕事をこなしているに過ぎません。

だから、3ヶ月経っても、何も変わらないのです。

毎日が忙し過ぎて休むヒマがない、
と思う人ほど3日間をブロックして
経営計画合宿をやってみることを、強くお勧めします。


追伸

もし経営計画に興味があるなら。
これを是非試してみてください。

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