最高に成果を出すために「ワンシング」の発想を!

間宮 一樹

Mamiya

一度に取り組むことは「ワンシング(一つのことに集中する)」にしましょう!
というお話をします。

マーケティングコンサルタントとして仕事を始めたころ、
なかなかお客さんに成果を出してもらうことができずに
困ることがありました。

正確には、
お客さんが行動してくれなくて成果が出ない、
という問題で困っていました。
 
 
その当時は、月に1回コンサルティングをして、
翌月までの1ヶ月間の宿題を出して、
それに取り組んでもらう、というやり方でした。

翌月のコンサルティングで、
1ヶ月間で宿題に取り組んだ結果を教えてもらうのですが、
これがびっくりするくらい進んでいないのです。

やってみてダメだった、
というのならアドバイスのしようもあるのですが、
「忙しくてやれませんでした。」というのがほとんど。

当然、何もやっていないのだから成果もでません。
 
 
まぁ、困ったな・・・。
と思っていたのですが、
宿題の出し方を変えることでこの問題が解決したのです。

お客さんが行動してくれなかったころ、
宿題の出し方はこんな感じでした。

宿題1 ◯◯をやってください。
宿題2 △△をやってください。
宿題3 □□をやってください。

だいたい、1ヶ月に3〜4項目の宿題を出していました。

結果は前述のとおり、
「◯◯も△△も□□も、どれも取り掛かれませんでした。」
というものです。
 
 
それを、こんな風に変えました。

宿題 ◯◯をやってください。

つまり、一ヶ月にやる宿題を「一つのこと」に絞ったのです。
 
 
すると、その「一つのこと」だけは、
毎月ちゃんと行動してくれるようになりました。

行動すれば、結果がでるわけで、
結果として成果にもつながります。
 
 
私の抱えていた『お客さんが行動してくれない、』
という問題は、
やることを「一つのこと」に絞ることで解決したのです。

そして、毎月1つ1つ問題をクリアしていくことで、
お客さんも着実に成果を出せるようになっていきました。
 

「一つのこと」に絞るから成果が出せる

私のコンサルティングの例でお話しましたが、
それは仕事や私生活であっても同じことが言えます。

一度にやる仕事を複数抱えていて、
結局どれも取り掛かれないか、やっても中途半端。

振り返ってみると、何も成果を上げられていない・・・。

こんなことはないでしょうか?

やることがたくさんあると、
どれから手を付けていいのかわからなくなってしまいます。
 
 
何かしらの物事を成し遂げるためには、

「ワン・シング」(一つのことに集中する)

のが大切だということはご存知だと思います。

ですが、実際にできているのかというと結構できていないもの。

上手くいっていない原因が、
「一つのこと」に集中できていないから、ということはよくあります。
 
 
特に、小さな会社の経営者や1人でビジネスをしているような方は、
自分でいろいろできてしまうし、好奇心旺盛なタイプが多いので、
たくさんのことに一度に取り掛かりたくなってしまいます。

これは、デキる人であるばかりにハマってしまいやすいワナです。
 
 
もし、仕事や私生活で上手くいかないことがあったら、
たくさんのことに取り組みすぎていないかチェックしてみてください。

そして、一度にやることは「一つのこと」にしましょう。
たくさんヤルことがあったとしても、
一つ一つ取り組んでいくことが一番の近道です。
 

「一つのこと」を決めるために、自分自身に質問をする

取り組むべき「一つのこと」を決めるのに、
自分自身に質問を投げかける、というのは効果的な方法です。

自分に一番の成果をもたらす取り組みは何のか?
時間を最大限に活かすためにはどうしたらよいか?
どこにお金を費やしたら大きなリターンが得られるのか?

朝起きた時、仕事を始める時、帰宅して家族に会う時、
自分自身に質問をしてみてください。
 
 
それをすることで、他のことをやらなくてもよくなるような
最も大切な「一つのこと」はなんだろうか?

そんな風に質問してください。
 
 
もちろん、自分が対面した全てのものごとに対して
質問をしていたのでは大変です。

ですから、まずは重要なものから質問することをはじめて、
それが自分に対してどんな結果をもたらしたのかを見てください。

「一つのこと」に取り組むことがちゃんとした成果につながる、
ということがわかれば、だんだんと他の小さなことにも
質問をするようになっていきます。
 
 
この「一つのこと」を絞り込むための質問が、
普段からできるように習慣化できれば、
取り組んだものごとにちゃんと成果を出せるようになります。

ぜひ、一度に取り組むことは「一つのこと」にする、
というのを覚えておいてくださいね。
 

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