今回お話しするのは「中小企業におけるワンマン経営」についてです。
「ワンマン社長」と聞くと、パワハラや身勝手な態度といった良くないイメージを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
しかし実は、ワンマン社長は必ずしも悪いものではありません。
たとえば中小企業においてのワンマン社長について、以下のようなことも言われているのです。
- 中小企業の社長はほとんどワンマン社長である
- ワンマン社長でも成功している会社はたくさんある
- 社長が優れていればワンマン経営の方が結果が出る
このように、ワンマン経営に好印象を抱いている人もいるわけですね。
とはいえ、もちろんワンマン経営にデメリットがあるということも事実です。
それこそワンマン社長の弊害を受け、倒産という末路を辿ってしまう会社だって数多くあります。
もしくはワンマン経営で無理をやりすぎたせいで社員が追い込まれて病んでしまった、という話もよく聞きますね。
これがどういうことかというと、つまりワンマン社長にも良い社長と悪い社長がいるということです。
そこで今回はワンマン社長について、以下のようなことをお話ししていきます。
- ワンマン経営のメリット、デメリット
- ワンマン社長の特徴
- ワンマン社長でも会社経営がうまくいくパターン
この記事を参考にして、ぜひ社長としての在り方を考えてみてください。
ワンマン社長は中小企業に必要なのか?
まず前提として、中小企業にはワンマン社長が必要です。
なぜなら中小企業の場合は優秀な人材が豊富な大企業と違って、社長がより強く会社を引っ張っていかなければ経営が立ち行かないからです。
そもそも戦略的な構想を練る場合、向いているのは下からの意見を吸い上げるボトムアップ形式ではなく、社長が迅速な意思決定を行うことができるトップダウン形式の方だと言われています。
現に社長が強力なリーダシップを発揮し、トップダウン経営によって大きく発展していったワンマン企業は多いです。
とはいえもちろん、社員のことをないがしろにする独裁者になれと言うのではありません。
まず知っておかなければいけないのが、ワンマン経営にはメリットもデメリットも存在しているということです。
世間ではパワハラや会社の私物化というようなマイナス面ばかり取り沙汰されるワンマン社長ですが、冒頭でもお話ししたとおり、それだけがワンマン社長のすべてではありません。
そして良いワンマン社長とは、ワンマン経営のメリットを体現することができる社長なのです。
そこでここからは、ワンマン経営のメリットとデメリットについて紹介していきます。
ワンマン経営が持つメリット、デメリットについてしっかりと理解しておけば、あなたはより強く会社を引っ張っていくことができるようになるはずです。
ワンマン経営のメリット
ワンマン経営には、以下のようなメリットがあります。
- 意思決定と行動が早い
- 部下に緊張感を持たせることができる
- 社長の意思が尊重される
- 責任の所在が明確になる
ワンマン経営でもっとも大きなメリットは、意思決定の早さと行動の早さです。
ワンマン経営を行っている中小企業の場合は意思決定がほぼ社長1人で行われることになるため、意思決定から行動に移るまでの早さという点で非常に優位に立てるのです。
とくに中小企業にとって、この早さは大きなメリットであり、強みであると言えます。
逆に意思決定と行動が遅い中小企業の場合、業績を大きく伸ばすことは難しいでしょう。
そしてワンマン経営では社長が強い影響力を持っているため、部下に緊張感を持たせることができるというのも1つのメリットです。
アットホームな職場、と聞くと良い印象を覚えるかもしれませんが、現実的には良い面ばかりではありません。
会社の空気が緩み、なぁなぁで仕事をするようになってしまうと、あらゆる面でクオリティが下がり、会社経営に支障が出てしまうからです。
その点ワンマン社長がいる場合、その影響力の強さから社内の緩みを正せるというわけですね。
あとは社長の意思が尊重されやすいというのも、あなたにとっては大きなメリットである言えます。
そもそもあなたは、何か目的や目標を持って会社を立ち上げ、社長になったはずです。
なのに社員に気を遣うあまり、その目的や目標を諦めてしまうという社長も多くいます。
その点ワンマン社長なら、初志貫徹で自分が本来持っていた目的や目標に向かって邁進することが可能です。
これは社長本人にとって、とても大きなメリットであると言えるでしょう。
そしてもう1つのメリットが、責任の所在が明確になるという点です。
言い換えると、経営に関する責任はほぼすべて社長であるなたが背負うことになります。
これはあなたにとっては負担となるかもしれませんが、会社にとっては大きなメリットです。
まずあなたに責任が集中していることで、社員同士でのトラブルを緩和することができます。
さらにあなたが社員からの信頼を勝ち取っていれば、社員は社長を信じ、萎縮せずにその力を発揮してくれるはずです。
あとは、自分自身に責任が集中している方がやりがいがあると考える人もいます。
そういう人にとっては、社長個人の負担が増えることでさえもメリットと言えるかのもしれませんね。
以上がワンマン経営、ワンマン社長のメリットです。
意外に思えるかもしれませんが、ワンマン経営にはメリットも多いのです。
ワンマン経営のデメリット
ワンマン経営にはメリットもあるという話をしましたが、もちろん以下のようなデメリットもあります。
- 社長が間違いに気づきにくくなる
- 部下がイエスマンばかりで新しい意見が出てこなくなる
- 社長の負担、責任が重くなる
- やり方を間違えると社員の信頼を失くしてしまう
まず1つあるが、社長が間違いに気づきにくくなってしまうというデメリットです。
基本的に意思決定を社長1人で行うわけですから、その判断が間違っていても誰も指摘してくれません。
失敗し、損失を出してから始めて判断ミスに気付くのです。
また、部下があなたのイエスマンばかりになってしまい、新しい意見や反対意見が挙がってこないという問題もあります。
そうなれば経営が単調になってしまい、時代の流れに合わせた変化ができなくなってしまうかもしれないのです。
そのためワンマン経営をするのなら、その分社長はよりアンテナを張って市場や周囲の変化に敏感にならなければいけません。
そしてワンマン経営をするということは、その分、社長に負担や責任が重くのしかかってしまうということでもあります。
とくに多いのが、社長が忙しすぎて得意な仕事に全然手が出せなくなってしまっているというパターンです。
しかし本来、社長は会社内でもっとも時給が高い存在なのですから、得意な仕事をして1番成果を出さなければいけません。
そのためワンマン経営をするのなら、社長が直接手を出さなくても仕事が回るような仕組みを構築しておく必要があります。
そうしなければいずれ社長に限界が来てしまい、そのまま会社と共倒れしてしまうでしょう。
あと気を付けたいのは、横暴な態度を取って社員の信頼を失くしてしまうということです。
社員の信頼を失くしてしまえば、モチベーションの低下や人材流出などが起こってしまいます。
そもそもワンマンであるということと横暴であるということはまったくの別物です。
しかし残念ながらワンマン社長の中にはパワハラを行うような人も多いため、世間のワンマン経営に対するイメージが悪くなってしまっているわけですね。
ワンマン経営をするにしても、社員のことをないがしろにしてはいけません。
逆に社員を大切にして信頼を勝ち取れば、あなたのワンマン経営にも喜んで付いてきてくれるような人材が出てくるはずです。
以上がワンマン経営のデメリットです。
全体的に言えるのが、社長がやり方を間違えてしまうとそのまま会社が共倒れするような事態に陥りかねないということです。
だからこそワンマン経営では社長に責任が集中します。
そのことは肝に銘じておきましょう。
【チェック】ワンマン社長の特徴とは?
ここからはワンマン社長の特徴についてまとめていきます。
というのも、「自分のやり方はワンマンなんだろうか?」と悩む社長が意外と多いのです。
そこで、今から挙げていくワンマン社長の特徴が自分にどれだけ当てはまっているかを考えてみてください。
たくさん当てはまれば当てはまるほど、あなたがワンマン社長である可能性は高くなります。
ただし、特徴の中にも良い特徴と悪い特徴があります。
自分にはどちらの特徴が多いのか、という点にも注目してみてください。
ワンマン社長の良い特徴
ワンマン社長の良い特徴としては以下のようなものがあります。
- 意思決定が早い
- 行動力がある
- 人を巻き込むのがうまい
- 責任感が強い
- なんだかんだいって社員が自分に付いてきてくれる
まずワンマン社長の良い特徴として、意思決定が早いという点が挙げられます。
ワンマン社長は人の意見をあまり気にしないため、ズバズバと物事を決めることができるのです。
そのうえでワンマン社長には、行動力のある人が多くいます。
社員に任せていては迅速な行動ができないからと、まずは自分でさっさと行動を始めるのです。
そうすると社員たちも社長の背中を見て、必死で行動を始めてくれます。
あとワンマン社長には、人を巻き込むのがうまい人も多いです。
ワンマン社長は良くも悪くも自分ありきなタイプの社長であるため、ときには社員の都合なんてお構いなしに巻き込んでしまいます。
ただ優れたワンマン社長はうまく人を巻き込むため、それでも社員に恨まれないという場合も多いのです。
さらにワンマン社長には、責任感の強いタイプも多くいます。
ワンマンで物事を進めるかわりに、責任はすべて自分1人で負うというスタンスです。
ただしこれは社員が自分で責任をとろうとしてもそれを許さないという気質でもありますので、その点は注意してください。
行き過ぎると、社員の成長を阻害することになってしまいます。
あとは良いワンマン社長の特徴としてもっとも重要なのが、なんだかんだいって社員が付いてきてくれるということです。
リーダーシップやカリスマ性が強い社長の場合、多少無理を言っても人が離れません。
その理由としては、たとえば「普段のストイックな姿勢を社員が見ているから」というものもありますし、もしくは「社長の言葉には夢があって多くの社員を惹き付けるから」というものもあります。
要は、人として魅力的なのです。
結局のところワンマン社長の良し悪しは、「人が付いてきてくれるかどうか」というところに集約されていると言っても過言ではないでしょう。
ワンマン社長の悪い特徴
ワンマン社長の悪い特徴としては以下のようなものがあります。
- かなりの自信家である
- 社員に対して理不尽な強制をすることが多い
- 気に入らない社員にはつい感情的になってしまう
- ついつい仕事を自分1人で抱え込んでしまう
- 自分に意見を言ってくる社員が少ない
- 社員への不満が多い
- 自分のもとを離れる社員が多い
まずワンマン社長の特徴の1つがかなりの自信家であるという点です。
自信があること自体は悪いことではないのですが、人の言うことを最初から一切聞かないようになってしまうと、いざ自分が間違えていたときにリカバリーできなくなってしまいます。
経営者には「長期的にはポジティブで短期的にはネガティブな人間」が向いているという話もありますので、ときには立ち止まることも重要なのだと念頭に置いておいてください。
そして次に、社員に対して理不尽な強制をする社長も多いです。
たとえば飲み会の参加を強制したり、無駄な休日出勤や残業を強制したりといったことですね。
社長は良かれと思ってやっているのかもしれませんが、それを社員が理解していなければただの無理強いになってしまいます。
社員に対して何かを指示する場合は、相手も同じ人間であるということを忘れないようにしましょう。
あとは気に入らない社員に対して感情的になってしまう場合も要注意です。
仮に社員の方に問題があるのだとしても、感情的になってしまうとパワハラであると受け取られてしまいます。
とくに「お前なんてクビにするぞ!」といったような解雇をちらつかせる言葉は脅迫になってしまうことだってあるのです。
だからこそ社長は、常に冷静でいることを心掛けなければいけません。
そしてさらにワンマン社長に多いのが、ついつい仕事を自分1人で抱え込んでしまうというタイプです。
言い方を変えるとこのタイプの社長は、社員を信頼して仕事を任せるということができません。
これでは社員は育ちませんし、社長はいつまで経っても忙しいままです。
そんな状態でもし仮に社長であるあなたが倒れでもしたら、会社の経営に大打撃を与えてしまう可能性だってあります。
そしてもう1つワンマン社長の特徴として、社員が自分に意見を言ってこないという場合も注意が必要です。
あなたは「うちの社員は意見を言うことさえできない」と不満に思っているかもしれませんが、もしかするとあなたの方が意見を聞く姿勢になれていないのかもしれません。
たとえば社員の意見をまったく反映しなかったり、頭ごなしに否定したりしていませんか?
そういったことを無意識にでもしてしまっている場合、社員は徐々に意見を言わなくなってしまうのです。
そのため、新しい意見や反対意見が社員から全然挙がってこないという場合は、自分の聞く姿勢に問題がないか1度考えてみると良いでしょう。
あとワンマン社長に多いのが、社員に不満を抱いているということです。
ワンマン社長は自分が絶対に正しいと思っているため、社員に対してフラストレーションが貯まっています。
そのため社員に対して、常に不満を抱いてしまっているというわけですね。
もしあなたも常に社員に対する不満を抱えているようなら、1度落ち着いて、社員の声に耳を傾けてみてください。
社員には社員で色々と考えていることがあるはずですし、場合によっては自分の間違いに気づくこともできるはずです。
そしてもう1つわかりやすいのが、あなたのもとを離れる社員がどれだけいるかということです。
つまり、離職率が高いかどうかということですね。
良いワンマン社長の特徴でも話しましたが、ワンマン社長の良し悪しを判断する場合、人が付いてきてくれるかどうかということは非常に重要な判断基準であると言えます。
もしあなたのもとを離れる社員が多いようなら、社員からの信頼を勝ち取れていない可能性が高いのです。
そのため自社の離職率が高いようなら、悪いワンマン社長になってしまっていないか、1度自分自身を振り返ってみてください。
以上が悪いワンマン社長の特徴です。
もしこちらの特徴ばかりが自分に当てはまってしまうなら、この機会に社員との関係を見直した方が良いでしょう。
ワンマン社長でもうまくいく会社経営のパターン
ここからはワンマン社長でも会社経営をうまくやっていけるパターンを説明していきます。
以下のようなパターンの場合、ワンマン社長でも会社経営が円滑に進む可能性が高いです。
- 社長と社員の間を取り持つナンバー2がいる
- 社員からの人望が厚い
- 社長が会社のことをきちんと考えている
それでは、1つずつ説明していきましょう。
ワンマン経営でもうまくいくパターン1.
社長と社員の間を取り持つナンバー2がいる
ワンマン経営でうまくいっていない会社の多くは、社長にとって信頼できるナンバー2が不在です。
逆に言えば、社長と社員の間に入ってくれるナンバー2がいれば、その存在が潤滑油となり、会社がうまく回りやすくなります。
また、万が一社長が体調を崩してしまった場合に代理を務めてくれるというのも大きなポイントです。
ワンマン企業の中には、社長が体調を崩したことがキッカケで仕事がまったく回らなくなり、そのまま倒産まで行ってしまうところもあります。
そのためもしあなたがワンマン社長であったとしても、最低1人はあなたのことを理解してくれる部下を作っておきましょう。
場合によってはそのナンバー2があなたの後継者になってくれることもあります。
ワンマン経営でもうまくいくパターン2.
社員からの人望が厚い
うまくいっているワンマン企業の社長は社員からの人望が厚い人が多いです。
たとえば仕事のやり方がワンマンであってもコミュニケーションの取り方が上手だと、社員から好かれやすくなり、ワンマン経営をしても人が離れていきにくくなります。
また、人望を失くさないことを考えるのも重要です。
たとえば、社員に対して不公平な態度を取ってはいけません。
よくあるのが仕事の成果ではなく、社長の好みだけで社員の評価をしてしまうというパターンです。
そうするとあなたの会社は、仕事をがんばるよりも社長に媚を売る方が出世できる会社になってしまいます。
当然ながらそんな会社には、優秀な人材が残りません。
あとワンマン社長によくある問題点としては、「社員はダメだけど社長ならOK」といった感じの理不尽が多いという点が挙げられます。
たとえば社員には髪を短くしろと言っておいて社長だけは長髪で出勤していたり、どれだけ成果を出していても最低限の給与しか支払わずに社長だけが私腹を肥やしていたり、といった感じです。
そんなことを続けていれば多くの社員がついていけないと思って、あなたの元を去って行ってしまいます。
社員の人望を集めようとするのは難しいかもしれません。
しかし少なくとも、人望を失ってしまうような行動は慎むようにしましょう。
それだけでも社員とのコミュニケーションが今より円滑に回り始めるはずです。
ワンマン経営でもうまくいくパターン3.
社長が会社のことをきちんと考えている
ワンマン経営でもうまくいっている会社の社長は、会社のことをしっかりと考えている場合がほとんどです
そもそもワンマン経営をする場合、そのワンマンな態度の先にはきちんと会社の存在がなければいけません。
しかし経営がうまくいかない企業のワンマン社長の場合、社員になんとかしろと怒鳴るばかりで自分では何も考えていなかったり、思いつきで社員を振り回すだけだったりと、自分勝手な人が非常に多いのです。
とくにこの傾向は、一族経営で親の跡を継いだ二代目社長に多く見られます。
ワンマン経営はあくまでも会社のためのやり方で、社長の欲求を満たすものではありません。
そのことはしっかりと認識しておいてください。
ただし、逆に社長が会社のことしか考えていないという場合も大きな問題であると言えます。
会社のことしか考えず、家族や自分の人生を顧みることをしなくなってしまえば、社長であるあなたが幸せになれないからです。
オクゴエ! で掲げているイケてる社長とは、公私にわたって充実している社長のことでもあります。
そのことは忘れないようにしてください。
【まとめ】ワンマン経営でうまくいく中小企業も多い
今回はワンマン経営についてお話をしてきました。
今回の記事で1つ言えることは、ワンマン社長にも良いパターンと悪いパターンがあるということです。
そしてそのうえで、早い意思決定と行動が必要となる中小企業の経営にはワンマン社長がいた方が良いという傾向があります。
実際、長く生き残っている中小企業の大多数がワンマン経営であるという意見もあるほどです。
そのため中小企業を発展させていくためには、良いワンマン経営が必要であると言えるわけですね。
ちなみに中小企業は、社長の性格が色濃く表れやすいと言えます。
元気のよい社長の会社は元気が良く、丁寧な仕事がウリの会社の社長は自身も丁寧な仕事をする、といった感じです。
ただ、実はこれは良いことばかりではありません。
なぜなら社長の色が濃く会社に表れるということは、社長の欠点も会社に表れてしまうということだからです。
中でもとくに日本の中小企業が陥りやすいパターンがあります。
それが、商品やサービスを安すぎる価格で販売してしまうというものです。
日本人特有の奥ゆかしさからついつい価格を下げすぎてしまい、利益を減らしてしまう社長が多いわけですね。
世間では一括りに語られることの多いワンマン社長ですが、実はその中にもさまざまなタイプの社長が存在しています。
世間のイメージにあるような悪いワンマン社長もいれば、会社の業績を支えている良いワンマン社長もいるのです。
そのことを念頭に置いたうえで、あなたは良いワンマン社長を目指すようにしましょう。