メルマガをどうせ書くなら、ちゃんと読んでほしい!
そう思うのが書き手の心情ってやつですよね?
なので今回は、読者さんにあなたのメールを
スイスイ読ませてしまう技術についてお話していきます。
メルマガで大事な配慮とは?
メルマガのスタイルは人それぞれ。
ドワァーーーっと長文を書く方もいれば、
一言コラムのような形でスパッと読める
内容を書く方もいらっしゃいます。
結論から言えば、
・役に立つ
・おもしろい(笑えるという意味ではなく)
・その人が好き
読者さんにこう感じてもらえる記事を書ければ、
長さは関係ありません。
あなたのメルマガを末永く読んでくれるでしょう。
ですが、共通させるべき所もあります。
それは、「読みやすさ」です。
これを意識しなければ、せっかく良い内容
の記事を書いたのに読んでもらえない、
なんてことも十分に起こりえます。
「読者への配慮」
をすることで、毎日届くのが楽しみになる
ような、メールの差出人にあなたの名前が
あると脈拍が「ドクッ」と上がってしまうような、
そんなメルマガを届けることができるようになります。
そのポイントをお伝えしますね。
読みやすいメルマガの記事の書き方3ポイント その1:結論は先に持ってくる
あらかじめ言っておくと、
絶対に「こうしろ!」というワケではありません。
ただ、メルマガを書き慣れないうちはこの方法がベターです。
なぜなら、読者さんはあなたのメルマガを
上から下にスクロールして読んでいきますよね。
この時にあなたに覚えておいて欲しいことは、
『スクロールはしているけど、一言一句集中
して読んでいるワケではない』ということ。
むしろ「読む」というより「見る」という感覚で
読者さんはあなたのメルマガを読んでいます。
だから、あれやこれやをゴチャゴチャ冒頭で
話すと「何言いたいんだ?」状態になるのです。
日常で例えるなら、女性同士の会話です。
「先に結論言ってちょんまげ!」と思いませんか?
たぶん、オチが気になりすぎて途中の話を
まるで覚えていないという男性諸君は、僕に
賛同してくれるハズです(笑)
だから、まずは結論を頭に持ってきましょう。
そして、それを補う証拠や材料などを
あとから持ってきて、結論を正当化する。
たとえば、次のようなイメージです。
例)先に結論型
犬ってペット界のナンバーワンですよね。(結論)
私も犬を飼っているんですが、ちゃんと
しつけることで、お手やおすわりもします。
名前を呼んだらウルウルした目をさせながら
駆け寄ってくるじゃないですか。
また、実際に「飼育頭数」という数字を
見てみても「○○万匹」とペットの中では
ダントツの飼育頭数です。
あー、犬って可愛いなぁ♪
例)後に結論型
私も犬を飼っているんですが、ちゃんと
しつけることで、お手やおすわりもします。
名前を呼んだらウルウルした目をさせながら
駆け寄ってくるじゃないですか。
また、実際に「飼育頭数」という数字を
見てみても「○○万匹」とペットの中では
ダントツの飼育頭数です。
犬ってペット界のナンバーワンですよね。
あー、犬って可愛いなぁ♪
まぁ、文量がそもそも少ないので違いが
わかりづらいかもしれませんが、答えが
モヤモヤしているなかでスクロールをする
のは本当に読者を悶々とさせてしまいます。
最初メルマガを書くときは、
「結論は頭に」ということを意識して書きましょう。
読みやすいメルマガの記事の書き方3ポイント その2:横の文字数、空白を考える
このブログを見てもおわかりの通り、
適度な改行、空白が入っていて、
読みやすいかとおもいます。
それがブワーーッと横に長くて、空白もなければそれはそれは
読みにくい文章になってしまうでしょう。こんなイメージをしてみてください。
本でもスラスラ読めるビジネス書がありますよね。あれは文字数がそんなに
多くありません。そして、改行を頻繁にやって空白を多くします。だから、
読むときに「テンポ」が出来てくるんですね。一方、理論書や専門書はどうでしょうか。「余白はムダ!」と言わんばかりにびっちりとページに文字が詰め込まれていると思います。しかも出てくる用語も専門用語で難しい。1ページ2ページめくって挫折してしまった、という経験もあると思います。
・・・
どうですか?
横の文字数を長くして、改行しないことで
一気に読みにくくなりましたよね?
これを繰り返すと、読むときに神経を
すり減らすので、だんだん読まれなくなります。
だから、横の文字数は20文字程度に、
1~3行書いたら、改行をして空白を入れる。
こうすることで見やすいメルマガの記事になります。
意識してみてください。
読みやすいメルマガの記事の書き方3ポイント その3:対話
メルマガでやってしまいがちなのは、
独りよがりなメルマガを書いてしまうことです。
たとえば、日記だったり、報告書のような
メルマガですね。
たしかに、あなたが学んだことや体験したこと、
それに会社の理念やビジョンを伝えられるのが
メルマガのメリットです。
でも、その発信先には「読者さん」がいます。
しかもその関係は1:1です。
「え、ウチは読者さん1000人いますよ」と思うかも
しれませんが、1000人が同じ時間に同じ場所で
読んでいるワケではありません。
1人1人のメールボックスに届けられていますよね。
だからこそ対話を意識してください。
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ウチの会社は「1人1人に真心こめたサービスを
提供しています」
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と発信するよりも、
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あなたも「親身になって対応してくれるサービスが
あれば嬉しいですよね?
当社もそういった要望を多数いただいたことが元になって、
今の1人1人に真心こめたサービスを提供しよう!という
社是になりました」
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といったほうがメルマガ読者さんを巻き込んでいる
と思いませんか?
一方的な情報発信じゃなく、相手との対話を通して
こちらの価値観を伝えていく。
要するに、1人1人に送る手紙だと思って、
メルマガの記事を書いてみて下さい。
読みやすいメルマガの記事の書き方3ポイント プラスα:一文を短くする
そして、これを書いている最中に
もう1つ浮かんだので、プラスαという形で発表します。
それは、「一文を短くする」ことです。
つまり、メルマガを書くときは「。」を
多くして強制的に文を区切りましょう。
上の文章も、以下のように区切ることなく続けることができます。
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そして、これを書いている最中にもう1つ浮かんだので、
プラスαという形で発表しようと思うんですけど、
それは、「一文を短くする」ということで、つまり、
メルマガを書くときは「。」を多くして強制的に文を
区切りましょうということです。
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どうですか?
読みづらいし、リズム感がありませんよね。
話し言葉に近づくとこうなりがちですが、
メルマガは文章です。
慣れないうちは、ムダに長くするのではなく
コンパクトに一文を表現する。
これもぜひ覚えておいて下さい。
いかがでしたか?
まとめると、
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読みやすいメルマガの記事の書き方3ポイント
その1:結論は先に持ってくる
読みやすいメルマガの記事の書き方3ポイント
その2:横の文字数、空白を考える
読みやすいメルマガの記事の書き方3ポイント
その3:対話
読みやすいメルマガの記事の書き方3ポイント
プラスα:一文を短くする
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自由に書けるメルマガですが、こうした
フレームワークがあると一層、お客さんの
心に届くメルマガの記事が書けるようになると思います。
ぜひ、パソコンの向こうにいる読者さんを
意識しながらメルマガの記事を書いてみて下さい。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。