マーケティングやセールス、コピーライティングの
スキルを上達させるには何を勉強すればいいですか?
このような質問をしばしば受けます。
「こんな書籍がいい」
「あのセミナーに行くといいよ」
というような答えを期待されるのですが、
私は全く違う答えを提示します。
それは・・・
自分の買い物を振り返る
ということです。
買った理由=トリガー
自分が何かを買った時、必ず理由があるはずです。
欲しいと思っていたものがいつもより安かった・・・
そのことについて、ちょうど悩んでいた・・・
おまけが欲しかった・・・
何も考えず習慣で買った・・・
この売り手は好きで発売したらすべて買う・・・
なんでも構いません。
その理由こそが
お客が商品・サービスを購入する心理的なトリガーです。
自分をサンプルにして、
この心理的なトリガーを集める、
という作業をしていくわけです。
そして、そのトリガーを
マーケティングやコピーに反映していきます。
もちろんこういった心理トリガーは、
ありとあらゆるところで研究され尽くしていて、
それだけを解説した書籍もあります。
が、いくら読んでも実感が伴わないので
その心理トリガーをうまく使いこなすことができません。
世の中のセールス、マーケティングに
やたらと限定や値引きが使われているのは、
それが使い易いという理由もありますが、
どういうものか使う側もよくわかっているから、
という事情もあるわけです。
逆に言えば、
自分が買った理由として心理トリガーを実感すると、
次からそれを武器として使うことができるようになる、
ということ。
スキルアップ=「使える」
もちろん読書や教材、セミナーは有効です。
が、座って学ぶだけが勉強ではありません。
むしろ、それだけだと「使える」ようになりません。
そして、勉強時間は足りません。
日常を勉強にすることで
圧倒的な勉強量を確保でき、「使える」ようになります。
というわけで、この週末に宿題です。
この1週間で購入したものを書き出しましょう。
それぞれなぜ買ったのでしょうか?