マーケティングメッセージがみつけられない会社?

アバター画像 北岡 秀紀

今日、とある人気のラーメン店へ。

つけめんを頼むと麺は冷たく、つゆが熱い。
何回か麺をつゆにつけてるうちに、つゆがぬるくなる。

これがどうも気に食わない。
なんで標準が「あつもり」じゃないんでしょうか?

というわけでその疑問を店主にぶつけると「いや~つけめんてそういうもんですから」。

マーケティングは、お客様と共感を生み出すためのメッセージを発信することです。

だから、自分たちの固定観念ではなく、
お客さんがどう感じているかを理解することが重要だということは言うまでもありません。

「つけめんは冷たい麺に熱いつゆ」と枠を決めつけてしまっていたら、
「あつもり」を求めるお客様に「あつもり」を提供できません。

実際なかなかマーケティングメッセージやUSPを見つけられない会社は、
何らかの枠にとらわれていることが多い。

つけめんは歴史が浅い食べ物です。
しかもラーメンはどんどん新たな創意工夫が生まれる業界。

そんな環境にいて行列を作る店の店主でさえ、固定観念でかたまってしまっている。
(まァ、忙しいところ面倒な質問されたので適当に答えたのかもしれませんが)

私たちも、もっと普段から自分たちの枠に気づき、壊していく努力をしていかないと、
間違ったメッセージを発してしまうかもしれません。

気をつけましょう。

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