無料オファーの作り方

アバター画像 北岡 秀紀

無料オファーとは、
「お客さんの情報(メールアドレス等)を入力してもらう代わりに、差し上げるプレゼント」
と思っていただくのがいいでしょう。

健康食品や化粧品の無料サンプルが無料オファーの典型ですね。
また、インターネット上でよく見る無料オファーが、無料レポートですね。

しかし、お客さんの情報を獲得するという目的を考えた場合、
無料サンプルや無料レポートだけが無料オファーではありません。

実は、それ以外の無料オファーのパターンがあります。

無料サンプルや無料レポートと違って、マンネリ感がなく、
ただ差し替えるだけで成約率があがる場合もあります。

今回はこれらのパターンのうち3つのパターンを紹介しましょう。

1 無料診断という無料オファー

ひとつめの無料オファーがお客さんが困っている事、知りたい事を診断してあげる方法です。

ダイエット関連の商品を売っているなら、「あなたの太りやすさチェック」
ウェブ制作会社なら「あなたの会社のウェブサイトの資産価値チェック」
みたいな無料オファーが考えられるでしょう。

ただ、ここで重要なことは、しっかりとした診断でないほうがいい、ということ。

「あなたのホームページを担当が目でチェックします」よりは、
チェックボックスにチェックをするだけで問題が分かるというような簡易的なテストです。

それだけ本気の診断であれば、その後に売込みがあることをお客さんも容易に想像がつきます。

それよりも「今スグわかる」みたいなモノの方が手軽で良い、ということです。
あくまで無料オファーですから。

本気の診断がしたければ、無料診断をした後に、
さらに興味のある人だけに促すようにしてください。

そうすれば、冷やかしのお客さんを減らすことができます。

2 白書(調査レポート)という無料オファー

次の無料オファーが、白書(調査レポート)です。

お客さんが法人であれば同じ業種・業界で、
個人であればお客さんと同じような属性(職業、年齢)を対象に
アンケートや調査をするものです。

経営者であればよく分かりますが、同業他社は気になるものですよね?
自分(自社)の位置づけがわかるような調査結果は知りたいのです。

無料オファーとして、このような白書や調査レポートを提供すると、
その分野のエキスパートと見てもらいやすくなるメリットもあります。

3 成功事例集という無料オファー

こうやればうまくいった、という成功事例も無料オファーになります
白書と同様に他社(他者)がどうやっているのか?
というのは気になるところですから。

ただ、成功事例集という無料オファーでやってしまいがちなのが

「うちの商品を使ってうまくいった事例集」を作ってしまうことです。

これはダメです。これは単なるお客様の声ですから。
そんなものは見てくれません。

あくまでも中立の視点で作ったようにみえる事例集です。
もちろん最終的にはあなたの商品につなげる必要はありますが。

例えば、弊社が以前やっていたのが、
ウェブページで収益があがっている社長のインタビュー集を配りました。

インタビュー自体は社長がウェブページで収益をあげるために
やってきたことや苦労が掲載されています。

ただ、全てのインタビューのオチは「集客用のホームページ」を作ったというものです。
インタビュー集の最終章は、集客用のホームページの解説という構成にしていました。

これで無料オファーの目的は十分に果たせます。

無料オファー最大の条件とは?

無料オファーの場合、目新しいというだけで
成約率が一気にあがることも珍しくありません。

レポートやサンプルも含めて、そもそも無料オファーをやっていないという業界であれば、
「無料」を入れるだけで一人勝ちできることもあるくらいです。

今時、そこまで楽な業界は相当少なくなりましたが。。。
以上にあげた無料オファーのパターンから選んでいただければ、
相当簡単に成約率の高い無料オファーを作れると思います。

もちろん、無料オファーのパターンは他にも様々あります。
あなたなりの無料オファーを新しく作るのもOKです。

いずれにせよ「お客さんにとって」役に立つことが最も重要です。

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