ここでは、ランディングページ作成のための全手法をお話していきます。
まず、ランディングページとは何か?
他のサイトを見ると、いろいろな意味で
使われていて混乱するかもしれません。
なのでまずは、言葉の定義をハッキリとさせておきましょう!
ここでいうランディングページとは、
「お客様の連絡先を残してもらうためのページ」のことを言います。
連絡先が何か?は、あなたのビジネスによって変わってきますが、
多くはメールアドレス、電話番号、住所、などのことを指します。
つまり、それらを取得することを目的としたページが、
ランディングページということです。
今回、ここでは基本的に「メールアドレスの取得」を目的にした
ランディングページの作り方を公開していきます。
ランディングページになぜ、連絡先が必要なのか?
そもそも、ランディングページで
なぜお客様の連絡先を残してもらうことが重要なのでしょうか?
それは、「こちらから商品・サービスの案内を積極的に行うため」です。
マーケティング業界では、プッシュ型のマーケティングといわれています。
少しわかりやすく説明しましょう。
学生時代(じゃなくてもいいですが笑)、あなたも好きな異性がいたと思います。
その異性と付き合いたい!と思ったときに、最初にする行動は何でしたか?
おそらく、電話番号をゲットする、携帯のメールアドレスをゲットする、
などの「連絡先の入手」ではありませんでしたか?
それをした理由は明白。
相手にアプローチして、あなたのことを好きになってもらうためですよね。
これがもし、電話番号もメールアドレスも知らず、会話するチャンスもなければ?
あなたはただ向こうから話しかけてくるのを、ずーっと待ち続けなければなりません。
となると、お付き合いできる確率はグンと下がります。
一方で、連絡先さえ知っていれば、その確率はグンと上がるでしょう。
ビジネスもまさに同じ。
あなたが何かを売りたい!と思ったときに、
連絡先を知っておけば、お客さんに積極的にアプローチできます。
すると、その中から一定の数は売れるのです。
レベル別!3種類のランディングページを紹介!
少し脱線しましたが、次からはランディングページ作成までの
全体の流れを説明していきます。
ここでは、ランディングページを3種類に大別します。
1. 興味引きつけ型
2. オファー型
3. ノウハウ提供型
これを見ると、「面倒くさそう」「大変そう」という印象をもつかもしれません。
そして実際に、はじめて作る場合は慣れないこともあるでしょう。
しかし、安心してください!
今から難易度の低い順にステップバイステップでやるべきことをお話します。
それに沿って作成してもらえれば、必ずたくさんの連絡先を
残してもらえるようなランディングページができあがります。
ぜひ、楽しんでやってみましょう!
ランディングページ作成の注意事項
その前に、いずれの型にも共通する注意事項と下準備があるので、それを紹介します。
注意その1. 登録してもらえる連絡先はできるだけ少なくする
まず最初の注意点は、登録してもらう連絡先はできるだけ少なくすること。
なぜなら、入力の手間が増えれば増えるほど、
登録しようと意欲を持っていた人も、面倒臭くなって脱落していくからです。
ですから、メールアドレスが欲しいなら、
入力してもらうのはメールアドレスだけ(他はせめて、性名くらい)。
それを欲張って、電話番号も、住所も・・・とはしないでください。
同じように、電話番号が必要なら電話番号だけ。
住所が必要なら住所(と名前)だけ。
見込客の手間を最低限にすることが、
登録率のアップにつながることを覚えておいてください。
注意その2. 1ページで1つの訴求だけにする
そして、同じ1つのページで2つも3つも違う登録を促さないようにしましょう。
たとえば、あなたが3つの事業をやっているとします。
・りんご販売業
・エステサロン業
・印刷業
その時に欲をかいて、1つのランディングページで
「りんご販売用のリストとエステ集客のリストと、印刷業のリスト」を
まとめて取ろうとしないこと。
なぜなら、訪問者が「え、りんごもエステも印刷も?」と
混乱するからです(これは例えが極端ですが笑)。
混乱すると、人は本能的に行動することをやめます。
つまり、連絡先を残してくれません。
「じゃあ、同じ業種で2つの違うオファーならいいでしょ?」
と思ったかもしれませんが、これもNG。
たとえば、エステサロンで
「無料美脚施術」と「無料ぜい肉そぎ落としプログラム」の2つを
提案するというのは基本的にNGです。
理由は、前者と同じく「混乱を引き起こす可能性がある」から。
どちらもやりたければ、1つのオファーのページを2枚作るのが最善策です。
注意その3. ファーストビューで必ず連絡先をもらえるようにする
これは、ノウハウ提供型以外の2つに当てはまります。
ファーストビューとは以下のようなもの。
つまり、訪問者がランディングページに訪れたとき、一目で入る画面の領域のことを言います。
興味引きつけ型、オファー型のランディングページは、
必ずファーストビューに連絡先の登録を促すフォームを設置しましょう。
ランディングページの下準備をしよう!
次に、どのランディングページ作成にも共通で必要となる、下準備をしていきましょう!
下準備その1. ターゲット選定をする
まずはどんな属性のターゲットにページを見てもらいたいのか?を決めていきます。
なぜこれが重要か?
それは、見る人によって、
「登録しよう!」と思う内容が違うからです。
たとえば、極論ですが、同じ「痩せる方法」の情報を提供する
ランディングページだったとしても、男性の痩せたい願望と女性のそれでは、
微妙にニュアンスが変わってきます。
男性であれば、ムキムキになって自信がつくこと。モテること。
などが刺さるキーワードになるでしょう。
女性であれば、スリムだったあの頃の輝きが戻る。若返る。などが刺さるでしょう。
さらに、男性のなかでも、
20代をターゲットにするのか?
それとも40代をターゲットにするのか?
などで微妙に趣味・嗜好も変わってきます。
ですから、最低限でも次のようなセグメント分けはしておきましょう。
・性別
・年齢
・具体的な悩み
・どんなゴール(結果)を手に入れたいと思っているのか?
ターゲットを作る時に、オススメの方法があります。
それは、「既存客の中から、一番理想のお客さんをピックアップする」ということです。
あなたのお客さんの中に、よく商品を買ってくれて、
クレームもなく、使った感想をくれるどころか、
まわりにどんどんクチコミをしてくれる、そんな神様のようなお客さんはいませんか?
もし、いなくても「このお客さんとはこれからもお付き合いしていきたい」と
思う人が1人くらいはいるハズです。
その人に向けたランディングページを作ってみる。
そして、「登録したい、したくない」の評価をもらってください。
すると、いろいろな修正点に気がつけるハズです。
ここであなたはこう疑問に思うかもしれません。
「そんなターゲットを狭めると、それ以外のターゲットが買ってくれなくなるんじゃ?」と。
しかし、安心してください。
人は脳内でものごとを自分の都合のいいように変化させるクセがあります。
たとえば、人間関係でも「言った・言わない」でもめることがありますよね?
同じように、特定の人に向けたメッセージであっても、
それ以外の人にメッセージを理解してもらって、登録してもらえます。
そこは安心して取り組んでください。
下準備その2. ランディングページの材料となるリサーチ
ターゲットを決めた次は、リサーチです。
具体的には、
・そのターゲットがどんなことに悩んでいるのか?
・それを解決できたらどんな気持ち・感情になるのか?
・その業界で、常識だと思っていることや、間違った価値観は何か?
などを掘り下げていきます。
もし、ターゲットが既存客にいて、あとはその人にインタビューをするだけ!
という場合は、コチラの「マーケティングリサーチで本音がこぼれる8つの質問」を参考にしてください。
刺さるコピーがバンバン書ける本音を聞き出すことができるハズです。
まだ、そのターゲットがいない!という場合は、
これから紹介する「ネットリサーチ」「雑誌・書籍リサーチ」を行ってみてください。
・ネットリサーチの方法
今、インターネット上にはあなたのターゲットも
抱えているであろう悩みが、ゴロゴロと転がっています。
それらをまずはアタリとしてピックアップし、
ランディングページの作成材料にしていきましょう。
・yahoo!知恵袋やおしえてgooなどの質問掲示板を利用する
Yahoo!知恵袋、教えて!goo、
いずれも「質問&回答サイト」です。
これらのサイトに行き、あなたが扱うビジネスの
ジャンルキーワード+悩み等で検索をすれば、たくさんの悩みが出てきます。
これらを利用し、
その問題でどんなことに悩んでいるのか?
どんな不満を抱えているのか?をリサーチしていきましょう。
ポイントは、「小さな描写を見逃さない」ことです。
たとえば、「お腹まわりのぜい肉に悩んでいませんか?」というよりも、
「鏡を見ながら自分のわき腹のお肉をつまんで、ハァ、、、
やせなきゃといつも深いタメ息をついていませんか?」
というほうが、「この人、私のことわかってくれてる!」と共感を得やすいのです。
一度共感を得られたらしめたもの。
あなたの話をどんどん聞いてくれるようになります。
占いとか、超能力で「あなたの部屋には、赤い置物がありますね」
というような物当ては、まさにこの効果を狙っています。
・ライバル商品のお客様の声を利用する
次に、ライバル商品を扱っている会社のサイトに行ってみましょう。
すると、お客様の声のなかにどんなことで悩んでいたか?
が書かれていることがあります。
また、商品のセールスページにも「こんな症状でお困りではありませんか?」
というような項目を書いている会社も多いです。
それらがランディングページ作成のヒントにもなるので、ぜひライバルリサーチもしましょう。
・Amazonなどの書籍レビューを利用する
書籍レビューの何がオススメかというと、
その本のなかで「どんな部分が良かったのか?」を書いてくれているところです。
逆を言えば、そこが刺さったポイント、役に立ったポイントになる、ということです。
つまり、それを参考にランディングページを作れば、
同じようにあなたのページに興味を持ってくれたり、
書かれている内容が役に立って、登録率が上がります!
・Googleで「キーワード 悩み」などで検索する
直接Googleで「キーワード 悩み」などで検索してみましょう。
すると、悩みや苦しみが赤裸々に書かれている
個人ブログもかなりの数見つかります。
ここでのポイントは、
感情キーワードをいくつも変えて検索してみること。
悩み、不安、恐怖、失望、絶望、屈辱、
どん底、願望、理想、未来、ワクワク、ウキウキ・・・etc.
思いつく限りのキーワードで調べてみてください。
必ず、「これは使える!」と思える小さな描写と出会えるハズです。
興味引きつけ型ランディングページの作成方法
ここまではやっていただけましたか?
であれば、手元には、ランディングページに使える材料がかなりあるハズです。
あとは、それを使って作っていくだけ!さっそく行きましょう!
まず、興味引きつけ型のランディングページです。
これは一番難易度が低いです。
なぜかというと、その他のものに比べて
文章量が圧倒的に少なくて済むからです(笑)
イメージとしては、週刊誌の表紙を思い浮かべてください。
一言のキャッチコピーで興味がわけば、
思わず手に取り、ページをめくってしまいますよね?
興味引きつけ型のランディングページも、同じようなことが可能です。
なぜなら、「役立つ情報を無料でお渡しする代わりに、メールアドレスを登録してくださいね」
というようなスタンスのページだからです。
ステップ1. キャッチコピーを作る
まず、ランディングページに訪れた人に「お、何だ?興味あるぞ?」と
思ってもらえるようなキャッチコピーを作ります。
キャッチコピーは、言いかえるなら雑誌の見出しです。
お店の看板と言ってもいいでしょう。
これがなければ、そもそも読まれません。
では、どんなキャッチコピーにすればいいか?
下準備の段階で、ターゲットが何に悩みやフラストレーションを持っているか?
がわかっているハズです。
そして、ページ訪問者は、それを解決したいと思っています。
なので、その情報が、メールアドレスを登録した先にありますよ!
ということをキャッチコピーで伝えていきましょう。
使えるキャッチコピーの一例としては、、、
・○○したい、と思っていても、■■できないあなたへ、、、
⇒ ー5kg痩せたい!と思っていても、食後の間食をガマンできないあなたへ、、、
人は、○○したい!という欲求を持っています。
しかしそれができずに悶々としていることが大半です。
それをストレートに言ってあげることで、興味を引きつけることができます。
・○○なしで、■■する方法
⇒ 飛び込み営業なしで、新規取引先を獲得する方法。
面倒臭い、やりたくない、辛い、大変なこと(○○)を一切せずに、
自分の欲しい結果(■■)を手に入れられるというギャップが、
多くの人の興味関心を引き立てます。
・○○したい人は、他にいませんか?
⇒ 月間の広告費1万円以下で、1000人の新規見込客を集めたい人は他にいませんか?
「他にいませんか?」ということで、すでに誰かがその結果を得ていて、
同じ結果を得ませんか?と誘っていることを暗に示しています。
その結果が欲しければ、必ず食いつくキャッチコピーです。
あまり多く紹介して混乱してしまっては本末転倒です。
なので、まずはこの3つから一番合っているものを紹介しました。
これらに、次の要素を混ぜると、さらに強力なキャッチコピーになります。
登録率がアップする要素1. 無料
無料は、相手にリスクがありません。スーパーの試食と同じようなものです。
ランディングページでは、特に使える文言なので、ぜひ大きく入れてください。
登録率がアップする要素2. 具体的な数字
数字も具体的にすればするほど興味性を引き立てます。
たとえば、「100万円を稼ぐ方法」と「46日で108万2412円を稼ぐ方法」
を比べたとき、あなたはどちらの内容を知りたいと感じますか?
後者ですよね?そういうことなのです。
登録率がアップする要素3. メリット
ここで言うメリットとは、結果を手に入れた先に得られるもの。のことを指します。
たとえば、先ほど
月間の広告費1万円以下で、1000人の新規見込客を集めたい人は他にいませんか?
というキャッチコピーを紹介しました。
これだけでも、十分に興味を引けると思います。
でも、その先に得られるものがハッキリ書かれていたら
もっと興味がわくと思いませんか?
たとえば、、、
月間の広告費1万円以下で、1000人の新規見込客を集め、労働時間を今の半分に短縮しながら、売上を100万円アップさせたい人は他にいませんか?
どうでしょうか?1000人の見込客を集めた先の未来を描いていますよね?
このように未来を追加していくと、
どんどんキャッチコピーが強力になっていきます。
ぜひ、やってみてください。
ステップ2. さらに興味を引き出すコピーを書いていく
キャッチコピーで興味を持った相手に、
さらに「その情報を手に入れたい」と
感じてもらうためのコピーをここで書いていきます。
キャッチコピーのより具体的な内容を紹介するイメージです。
キャッチコピーが、先ほど出た
月間の広告費1万円以下で、1000人の新規見込客を集め、労働時間を今の半分に短縮しながら、売上を100万円アップさせたい人は他にいませんか?
だとすれば、ティーザーコピーは、
例)もしもあなたが、新規の見込客を思うように集められていないなら、これは重要です。なぜなら、たとえそんな状態だったとしても、30日後には「断らなければいけない新規客」が
目の前に行列を作るようになるからです。
この方法は、WEBの素人だったとしても簡単にできる方法です。それに、今もっとも反応が高い広告手法です。それを使って、あなたにもたくさんの見込客が集まりはじめたらどうしますか?
ステップ3. 呼びかけを必ず入れる
最後に、必ず「メールアドレスを登録してください」という文章を入れます。
具体的な行動をお願いするという意味で、
CTA(コール・トゥ・アクション)と言われるのでぜひ覚えておいてください。
なぜこれが必要か?
それは、とってもらいたい行動の一押しを最後にして、登録率を上げるためです。
好きな人にも「付き合ってください」と言わなければ、
気持ちは伝わりませんよね?
同じように「メールアドレスを登録してください」と言わなければ、
「どうすればいいの?」と訪問者は感じてしまいます。
なので、必ず「メールアドレスを登録してください」という旨の文章を入れるようにしましょう。
例)この情報を手に入れる方法は簡単です。今すぐ下のフォームに、あなたが普段使っているPCのメールアドレスを入力して、「無料で情報を手に入れる」ボタンをクリックしてください。
以上が、興味引きつけ型のランディングページ作成法となります。簡単だと思いませんか?まだ、1枚も自社のランディングページを持っていない場合は、まずここから作成を始めてみましょう。
無料オファー型ランディングページ
次に簡単に取り組めるものが、無料オファー型のランディングページです。
これは、何かをプレゼントする代わりに、連絡先をくださいね。
というオファー(提案)をするものになります。
あなたも、資料請求の代わりに連絡先を残したり、
無料の小冊子やレポートと引き替えにメールアドレスを登録した経験はありませんか?
それが、まさに無料オファー型のランディングページです!
では、なぜ有料ではなく無料オファーをオススメするのか?
というと、次の図をご覧下さい。
お客さんの中には、いますぐ客、お悩み客、そのうち客、買わない客の4つが存在します。
有料商品でリストを取ろうと思った場合、
いますぐ客の連絡先しか入手できません。
しかし、無料にすると、お悩み客と、そのうち客
にまでリーチを広げることが可能になります。
そのため、セールスのチャンスを広げることができるのです。
では、無料オファー型のランディングページは、
具体的にどのようなステップで作成しけばいいのか?
実際に手を動かしながら、やってみましょう。
ステップ1. キャッチコピーを作る
まずは先ほどと同じようにキャッチコピーを作ります。
ステップ2. プレゼントのメリットを書く
次に、プレゼントをもらうメリットを書きます。
たとえば、
このプレゼントをもらうことで○○が学べる。△△の結果が手に入る。
ということを、できるだけ多く載せていきましょう。
例)
ステップ3. お客さんの声を入れる
これは、あればで構いません。
お客さんの声は、あなたのビジネスの実績の証明になります。
それに、訪問者に、自分がこれから得る未来の結果を想像してもらえますし、
それが安心感や期待にもつながります。なので、なければ集めましょう。
ステップ4. ボディコピーを書く
そして、「登録しよう」と思わせるために、
次のような内容のボディコピーを書いていきます。
・自己紹介と実績を伝える
あなたがこれまでどんなビジネスをして、どんな実績を残してきたのか?
これを書くことで、あなたがそのジャンルで
信頼の置ける存在だということをアピールすることができます。
・悩み、問題を描写する
その実績、経験のなかでこんな悩みや問題を抱えている人が多かったのか?
同じように、あなたもこんな悩みや問題を抱えていませんか?
とつなげることで、共感を得てもらう役割があります。
・解決策の提示をする
その問題を解決できるのが、この無料プレゼントです!
ランディングページはシンプルに、
悩み・問題の描写と解決策を提示するだけで構いません。
なので、無料で解決策を手に入れられます!
ということをここでは言っておきましょう。
ステップ5. 無料オファーをする理由を書く(なぜ無料なのか?)
人を説得するのに一番効果があるのは「理由を付けること」です。
たとえば、外食で何を食べるか相談しているとき
「今日は焼肉が食べたい!」というよりも、
「今日は一日よく働いたし、スタミナつけたいから焼肉が食べたい!」
といったほうが提案が通る可能性が高くなります。
「肉が食べたい気分だから、焼肉が食べたい!」という文章にすると
論理性のロの字もないような理由でも、通りやすくなります(笑)
訪問者は、無料のオファーが魅力的に感じる一方で、
「なぜ、無料なのか?」怪しさを感じています。
それを正当な理由付けをして、払拭しましょう。
オススメの理由は、【正直な理由&理念】の2つを組み合わせることです。
訪問者は、無料といえどもあとで何か売り込んでくるんだろうな、
ということに、うすうす気が付いています。
だから、そこを先に言ってしまうのです。
それプラス、理念上の理由があって無料にしている。
こんな風にダブルで説明すると、納得感が増します。
例)なぜ無料なのか?理由は2つあります。
1つは、ビジネス上の理由です。(→ 正直な理由)
弊社もビジネスをしていますから、当然利益が必要です。
そのために、○○や○○といった商品・サービスを販売しています。
この無料プレゼントを使って、本格的にそれらを使ってみたい!
という人が10%でもいたら嬉しいです。
そうすれば、さらによい成果を手に入れてもらえるからです。
なので、無料でプレゼントにすることにしました。
もう1つは、この業界をさらに発展させるためです。(→ 理念)
残念ながら、この業界の評判はあまりよくありません。
なぜなら、ユーザーの知識がないことを理由に法外な価格をふっかけて暴利を貪ったり、
中途半端な施術で満足いただける価値を提供していない会社が多すぎるからです。
弊社は、そういった会社・団体とは正反対のポジションであり続けたいと決意しています。
ですから、まずは無料でお試しいただいて、その価値をあなた自身にご判断いただきたい。
それが無料でプレゼントをしようと思った2つめの理由です。
・・・
という感じです。
ステップ6. 呼びかけを必ず入れる
興味引きつけ型と同じように、最後に「メールアドレスを登録してください」
という旨の呼びかけを必ず入れるようにしてください。
ノウハウ型ランディングページの作成方法
次のランディングページは、少し毛色が異なります。
具体的には、悩みや問題解決のための「コンテンツ」を
先にページ内で紹介し、さらに凄いノウハウをお伝えしていますが、どうですか?
といった流れで、連絡先の登録を促します。
これの何がいいか?
ズバリ、最初に価値を提供するので信頼を得やすく、
ファンになってくれやすいということです。
あとは、それが「広告である」と思われるのではなく、
「コンテンツである」と思われやすいので、
広告なのにも関わらずSNSなどでシェアされやすくもなります。
では、どんな風に作って行けば良いのか?そのステップをご紹介します。
ステップ1. 興味深いタイトルを付ける
これまでの2つは、どちらかといえば相手に興味をもたせるためのコピーで、
広告だとわかっても仕方ないものをキャッチコピーにしていました。
が、ここでは「コンテンツ風」のタイトル付けが求められます。
たとえば、
・29歳の太っちょ男性が、たったの31日で-8kg痩せた真相
・不眠に悩んでいた患者が、ぐぅぐぅ寝られるようになった方法が凄い!
・ある日用品が、背骨を矯正し体の疲れを取ることが判明!
どうでしょうか?広告だとは思いませんよね?
このような、記事風のタイトルをキャッチコピー代わりに使いましょう。
ステップ2. ノウハウを箇条書きにして、洗い出していく
そして、リサーチから導き出された悩みや問題を解決するようなノウハウを、
最低でも10個以上は箇条書きにして出していきます。
たとえば、あなたが枕の販売をしていて
「不眠症を治すための10の方法」があるとします。
それを1つずつ箇条書きにしていきます。
1. 室温管理をする
2. 頭寒足熱を心がける
3. 遮光性の高いカーテンに変える
4.〜10. ・・・etc.
ここで理想なのは、独自のノウハウや
オリジナルメソッドを盛り込むということ。
なぜなら、見込客は雑誌や本、テレビなどで
「よく言われているノウハウ」についてはなんとなく知っています。
たとえば、ダイエットであれば、適切な運動、食事制限が
大事っていうのはみんなが知っていますよね。
それをここに書いても面白くありません。
ダイエット器具が、なぜ次から次へと出てきては売れると思いますか?
それは、ラクに痩せられるための最新理論が見つかり、
その理論を実現した器具がコチラです!
というような流れでセールスプロセスを組み立てているからです。
その新事実らしいものに可能性を感じ、ダイエット器具を買うのです。
だから、ここでも「みんなが知らない秘密・情報」
などを盛り込めたらベストです。
たとえば、既存客にそれを伝えると
「え、そうなんですか?」と驚かれることは何でしょうか?
「知らなかったです!」と言われたことは?
それらを積極的にノウハウに盛り込んでいきましょう。
ステップ3. ノウハウを書いていく
項目を箇条書きにしてもらったら、あとは以下のポイントを
おさえながらノウハウの詳細を書いていきます。
・一文を短くする
インターネットを見ている人は集中力が低くなっています。
そこで長い文章を書くと、理解するための集中力が足りずに、
違うページに行ってしまいます。
だから、わかりやすく、短く。を心がけてください。
・専門用語を使わない
また、専門用語を使うのは御法度です。
なぜなら、訪問者が疑問に感じるからです。
疑問に感じると、やはり集中力がきれて他のページに行ってしまいます。
小学生に説明してもわかるくらいの、
簡単な言葉で書くようにしてください。
ステップ4. ページの後半に、アドレス登録のための誘導コピーとボタンを設置していく。
たとえばノウハウが10あるとしたら、
5つめ以降くらいから、文末にこのようなコピーとボタンを設置します。
例)さらに、詳しいノウハウを手に入れて○○の結果を手に入れたい場合は、
以下のボタンをクリックして、メール講座に無料参加してみてください。
そしてこのボタンを押すと、アドレスの登録フォームが
下に表れるような設定をしておきます。
それまでに、ノウハウを学んでいた人がさらに興味を持って、
ここから登録してくれるようになります。
ステップ5. ミニオファーをして、CTAを呼びかける
最後にミニオファーをします。
もし無料オファーのプレゼントがあるなら
それをプレゼントするのもいいでしょう。
プレゼントするものが何もなければ、
興味付けのコピーをここに書くだけでも構いません。
それに加えて、コール・トゥ・アクションを促すことで、連絡先の入手をしていきます。
以上、3種類のランディングページの作り方を公開しました。
いかがでしたか?
一番手軽に取り組めそうなものからチャレンジしてみてください。
さいごに:A/Bテストを必ずしよう!
そして、ページは作ったらそれで終わりではありません。
さらに精度をあげて、より高い登録率を目指していきましょう!
そのために必要なのが、A/Bテストです。
A/Bテストのやり方や裏ワザについては、
「【裏技付き!】A/Bテストって結局なんで必要なの?」で解説をしていますので、そちらをご覧下さい。