インターネットを使ってビジネスをしていると、
「コピーライティングは最強」と言われることがあります。
真実をぶっちゃけてしまうと、
全くそんなことはありません。
コピーの文章力やテクニックに傾倒することは、
金メッキでコーティングされた延べ棒を
「純金バーです!」といって販売するようなものです。
コピーより大切なモノ
ですから、重要なものの優先順位としては、
『コピーライティング<商品力や企画力』
と思っておいて下さい。
つまるところ、重要なのは「商品や企画力」なのです。
こんなことを言うと、ガッカリするかもしれません。
「それなりの商品でもドカンと売れるんじゃないのかよ!」
「コピーは魔法のスキルじゃないのか!」と。
コピーは最強、みたいな風潮はオフラインで
考えると「虚像である」ということがわかります。
「究極のラーメン!」とうたっている店が
「たいしたことない味」だったら二度と行きたい
と思いませんよね?
それと同じで、コピーのテクニックで一度は商品が
売れるかもしれませんが、購入後にお客さんは
必ずガッカリします。
だから、リピーターになりませんし、悪評も広がる。
結果、一瞬ドカン!と売れたとしても、
その先は、、、ということなのです。
商品はイイ!なのに、売れない?
一方で。
「ウチの商品は良いモノに間違い
ありませんが、お客さんが増えません!」
こんな風に感じた場合は、おめでとうございます!
販売アイデアを競合他社とひと味変えるだけでも
商品、サービスがバカ売れしはじめるのは想像に難くありません。
企画力とは、「商品の見せ方や提供方法」のことです。
同じキャンディを、
A:お菓子として売り出すのか
B:子供が泣き止む必須アイテムとして売り出すのか
では、お客さんがそれを使う場面のイメージがまるで違いますよね?
A:は家で3時のおやつにあげる場面を想像するかもしれません。
B:は外出先などで子供がグズった時にとっさに出して、子供が泣き止む場面を
想像するかもしれません。
もう一度、案を出してみませんか?
ですから、「よい商品なのになかなか売れない」
と感じているのであれば、企画案をいろいろと出して、
「コレだ!」という案をあなたの商品・サービスを
一番欲している見込み客に提案してみることをオススメします。
この企画部分、あなたは見落としてしまっていませんか?
うっかり、疎かにしちゃっていませんか?
もし、心当たりがあるのだとすれば、
それはとてももったいないことをしています。
なぜなら、それが明確になれば極めて強力な
コピーが書けるようになるからです。
ということで、
商品は素晴らしいものをお持ちだと思いますから、
まずは企画を再考するところに戻ってみてはいかがでしょうか。
具体的には、
・今のターゲット以外に売るとしたら誰に売る?
・その人が今すぐ解消したい問題、不満は?
・どういった提供方法が一番良いだろうか?
というような質問をしてアイデアを出してみるといいでしょう。
本当は、この次のステップの「コピーの部分」について
お話したかったのですが、前置きだけでこんなに
長くなってしまいました。
ということで、その話は次回に持ち越したいと思います。
あなたが、コピーを書いたことがなかったとしても、
自分で文章は下手だと思っているとしても、読者の
視線を釘付けにして離さないないための”コツ”をお話します
ので、楽しみにしていてください!