アメブロを使った集客方法を連続でお届けしています。今回は、読みやすいブログ文章の書き方のパート2です。
どんなに内容のよい文章をブログに書いても、その記事が読まれなければ全く意味がありません。
ブログ記事を読んでもらうためには、文章だけでなく見た目の印象はとても大切です。ここでは、一目見た時に「読みやすそう!」と思ってもらえる5つのポイントを解説していきます。
ポイント1. 短文構成にする
ブログに文章を書く時に、まず気をつけたいのが「短文構成」です。
一文が長くなればなるほど、文章としては読みにくくなります。
1−1. 読みやすい文章構成の例
悪い例としては・・・
「こんにちは、間宮ですが、実は今日は引き続きインターネットマーケティングについてお話させていただきたいと思っていましたが、先日セミナーに参加したところ、今すぐお伝えしたいことがでてきましたので、急遽予定を変更してお届けしたいと思います・・・」
このように、一文が長いと読みづらくなってしまいます。こんな文章ばかりだと、ストレスで読みたくなくなってしまいます。
これを正しく書き換えると・・・
「こんにちは、間宮です。実は、今日も引き続きインターネットマーケティングについてお話させていただきたいと思っていました。しかし、先日セミナーに参加したところ、今すぐお伝えしたいことが出てきました。そこで、急遽、予定を変更してお届けいたします。」
このように、「、」ではなく「。」で区切る箇所を多くすることで読みやすくなります。できるだけ、句読点(。)で区切るようにしましょう。
1−2. 文章のカタマリはできるだけなくす
基本的に1つの文章で伝えることは1つにしてください。そうすれば、文章を短く区切れるようになります。
そして、1つの文章はできるだけ短くなるように心がけてください。
長い文章というのは読むだけで疲れてしまいます。特に、パソコンの画面にびっしりと書かれた文章は読みにくいです。文章のカタマリをできるだけ少なくしましょう。
もし、ブログ記事を書いてみて、文章のカタマリが多いようなら、どこかで句読点を入れることができないか考えてください。
長い文章を減らすだけで、反応率を上げることができます。
ポイント2. 専門用語や難しい言葉は使わない
いくら専門的な内容のブログだからといって、専門用語ばかりになってしまってはいけません。ブログ記事は誰にでもわかる言葉を使って書くようにしましょう。
2−1. 一般の人がわかる言葉を選ぶようにする
普段から専門用語を使っていると、そのままブログ記事に書いてしまいがちです。自分ではわかりやすい言葉と思っていても、一般の人から見たら「全くわからない。」ということはよくありますので、注意してください。
特に、ブログ記事を書く時に、専門書やビジネス書を見ながら書いている場合は要注意です。そこに書かれている言葉が専門用語ではないか、よく考えて使うようにしましょう。
2−2. わかりやすい言葉に言い換える
専門用語や難しい言葉は、他のわかりやすい言葉に言い換えるようにしましょう。
例えば、「LP(ランディングページ)」という言葉。マーケティングにおいてはよく知られた単語ですが、一般的には聞き慣れない単語です。
これは、「最初に表示されるWeb ページ」と言い換えることで、誰にでも意味が通じるようになります。
また、日本人向けのブログであれば、日本語で伝えるのが前提となります。英語の専門用語を使う場合は、できるだけ日本語に直して伝えるようにしましょう。
かっこよさよりも、わかりやすさを優先してください。
2−3.【例外】専門家のみが読者の場合
例外として、専門用語を使ってもいい場合があります。それは、専門家のみが読者となっている時です。
特定の業界や職種の人だけがブログ読者になる場合は、その人たちが理解できる言葉でブログ記事を書くことです。専門家しか見ていないのに、わかりやすい言葉に言い換える必要はありません。
ポイント3. 漢字の割合を考える
文章の中の漢字の割合が多くなると、硬い印象になります。見た目の印象も気をつけるようにしましょう。
3−1. 漢字の割合による見た目の違い
文章の中に漢字が多くなるとこのようになります。
「漢字の割合が多く、平仮名が少ないと、凄く硬い文章に見えます。」
同じ文章でも、漢字を少なくするとこう見えます。
「漢字のわりあいが多く、ひらがなが少ないと、すごく硬い文章にみえます。」
漢字をひらがなに変えるだけで、印象がずいぶんと違うことがわかると思います。
3−2. 漢字が連続しないようにする
漢字が連続してしまうと読みにくくなります。そのような場所はチェックして修正していきましょう。
「てにをは」を入れる
例:明日朝出張です。→明日の朝から出張です。
ひらがなやカタカナに書き換える
例:簡単な方法→かんたんな方法
3−3.【例外】硬い職種の場合
税理士や弁護士などの専門職の場合は、漢字が多く使われていたほうが、信頼感をアップさせることができます。
これも職種や状況に合わせて、漢字を使うかどうかを考えるようにしましょう。
基本的には読者に合わせて、読みやすくすることを第一に考えましょう。
いくら硬い専門職だからといって、無理に感じにする必要はありません。普段から使わない漢字や、書かない漢字、読めない漢字などは使わない方が良いです。
ポイント4. 何を伝えたいのかをはっきりさせる
文章の順番も大切です。ブログ記事の場合、何を伝えたいのかを最初に伝えるようにしましょう。
4−1. ×起承転結 → ◯ 結起承転結
最初に伝えたい事を書いておかなければ、もっとも重要な事を伝えられなくなってしまいます。
大切なことは最初に書くようにしましょう。
また、大切なことは最初と最後に書くようにするとより伝わりやすくなります。
文章の構成としては、起承転“結”ではなくて、“結”起承転“結”です。
最初の“結”には、かんたんな概要、最後の“結”には、全体のまとめを書くようにするといいでしょう。
4−2. 誰にどういうメリットがあるのかを書く
タイトルや記事の内容に、誰に向けてのどういう記事なのかをはっきりと書くようにしましょう。
例えば、「売上アップの方法」よりも「メルマガを使って飲食店の売上をアップする方法」の方が、より相手に響きやすくなります。
『誰に何を』が含まれた文章になるようにしましょう。
ポイント5. 大切なところを省かない
「このくらいのことならわかるから大丈夫!」と大切な文章を省いて書かないようにしましょう。
5−1. 何も知らない人が読んでも伝わるようにする
ブログの文章を読んでいる人の状況はさまざまです。初心者の方もいれば、そうではない方もいるでしょう。どちらに合わせるかといえば、「初心者の方」です。
文章を書くときは、何も知らない初心者が読んでもわかるように、丁寧にわかりやすく書くようにしましょう。
また、全ての読者が過去の記事を読んでいるわけではありません。過去の記事に何度も書いているからと、文章を省略して書かないようにしましょう。
一つの記事で全て理解できるようになっていることが理想的です。(どうしても説明しきれない時は過去記事のリンクを入れてください。)
5−2. 誰のための記事なのかを書き忘れない
ずっとブログに記事を書き続けていると、主語を省いて書いてしまいがちです。ですが、読者は最初から記事を読んでいるわけではありません。
誰のための文章なのか、すべての記事に主語をしっかりと入れるようにしましょう。
以上が5つのポイントになります。
まったく同じ内容の文章であっても、この5つのポイントを守って書くことで、読みやすい文章にすることができます。
一度ブログに記事を書いたら、ちゃんと読み返してください。
そして、読みやすい文章になっているのかチェックしましょう。ほんの少し書き換えるだけでも、反応率が変わってくるので気をつけるようにしましょう。
【前回までの記事】
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