アメブロとWordPressはどちらもブログですが、その特徴は異なります。どちらもメリットとデメリットがあり、使い分けを考えなくてはなりません。
今回は、アメブロとWordPressの特徴を比較して、効果的な使い分け方を紹介します。
アメブロとWordPressの比較
アメブロとWordPressのメリット・デメリットを比較すると、次のようになります。
アメブロの最大のメリットは、新規読者を集めやすいことです。
WordPressは育てるのに時間がかかるのに対して、アメブロであれば比較的初期の段階から読者を増やしていくことができます。
しかし、アメブロは商用利用が禁止されており、運営会社の都合で突然削除されてしまうこともあります。そのため、集客をアメブロだけに頼ってしまうのはとても危険です。
その点、WordPressであれば削除される心配はありません。SEO対策をして、使い続けていけばどんどんお客さんを集めてくれる“集客資産”にすることができます。
アメブロとWordPressは両方やったほうがよい?
アメブロの規制が厳しくて削除されてしまう危険性があるのであれば、アメブロは止めておいたほうがよいのかといえば、そうでもありません。
その理由は、なんといっても『アメブロは新規読者を集めやすい』というところにあります。
WordPressでブログを作ったばかりのころは、読者を集めるのが大変です。
そのため、アメブロとWordPressは組合せて使っていくのが最も効果的です。
その理想的な形は・・・
アメブロで読者を集める ⇒ WordPressのブログに誘導する
となります。
このようにしておけば、リスク回避と、お互いのメリット・デメリットを補うことができます。
アメブロとWordPressを両方やる問題点
その問題点は大きく分けると2つになります。
◆ 記事を書いたり、更新したりする手間が大変
◆ 同じ記事をアップしたら重複コンテンツになる
ブログを2つ運営することになりますから、単純に手間が2倍になります。
それと、インターネットの基本ルールですが、全く同じ内容のコンテンツが複数アップされていると、"重複コンテンツ"となりペナルティになります。
"引用"なら大丈夫ですが、基本的には違う記事を書くことになります。
では、どんな風にアメブロとWordPressを使い分けていくのか、3つの方法を紹介していきます。
使い分け1 全く違う記事を別々に更新する
アメブロ、WordPressのそれぞれで、全く違う記事を書いていきます。
SEOの観点から言えば、最も効果的な使い分け方になります。ですが、その分更新の手間はかかります。
記事の書き分けは、WordPressはキーワード検索からのアクセスを狙い、アメブロの方はアメブロ内のつながりを活かしてアクセスを増やしていきます。
使い分け2 WordPressは日々更新、アメブロに導入を記載
WordPressの方に記事を投稿していき、アメブロにはその記事の導入部分だけをピックアップして投稿します。
この時、アメブロに書く記事はWordPressの記事と関連はしているけれども、同じ文章にはならないようにします。
「続きはこちら・・・」とリンクを設置しておいて、アメブロからWordPressに誘導します。
使い分け3 WordPressで書いた記事をアメブロで引用する
WordPressで書いた記事と同じ内容を、"引用"としてアメブロに掲載します。
引用タグ(<blockquote> と </blockquote>)を使えば、Googleに重複コンテンツと見なされません。そのため、記事の全文を引用にしてしまえば、ペナルティは受けなくなります。
これで、1つの記事で2つのブログを更新できますが、アメブロの方は引用ばかりになってしまうので、読者からは質の低いブログと思われる可能性が高くなります。
WordPressがメイン、アメブロはサブ
メインで使うブログはWordPressにしておくことです。アメブロはあくまでもWordPressにアクセスを集めるためのサブブログとして活用してくようにしましょう。
記事を更新していくのは大変ですが、WordPressとアメブロを組合せて使っていくことで、大きな効果が期待できます。
今回紹介した使い分け方を参考にして、両方を上手く活用する方法を考えてみましょう。