昨日のエントリーで
ブレイクスルーを一発狙うより、
日常的な改善が重要、
ということをお伝えしてきました。
とはいえ、多くの「改善」を語る人は
「問題意識をもって日常業務に取り組め」
みたいなことを言うわけです。
でも、社長なら問題意識はもっているはずです。
にもかかわらず、課題が見つかりません。
となれば、改善も何もできないわけです。
では、どうすれば改善ができるようになるのでしょうか?
「改善という『行動』を習慣にしてしまう」ということです。
日頃から業務を改善する習慣ができてしまうと
「どこか改善する場所はないか?」
と無意識に課題を探すようになります。
改善ポイントを見つける方法を知るワーク
それを実感できるワークがあるので、
やってみましょう。
===【ワーク】===
となりの部屋にある
「赤いもの」はどれくらいあるでしょうか?
となりの部屋に行かず考えてみてください。
そのあと、となりの部屋に行ってみてください。
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↓
↓
↓(ここで隣の部屋に行ってみてください)
↓
↓
↓(ほんとに行ってくださいね)
↓
↓
行きましたか?
思った以上に「赤いもの」が
となりの部屋にあったことに驚いたと思います。
これを「カラーバス効果」と言い、
意識すると関連情報が入ってきやすくなる
という脳の習性です。
自分の子供が出来ると妊婦が増えたように感じたり
クリスマスにカップルが多いように見えたりするのも
同じ効果によるものです。
改善する習慣をつけると
改善に対してカラーバス効果が働き、
改善する場所を無意識に見つけようとするようになる、
というわけです。
じゃあ、どうすれば改善の習慣を
身につけることができるか??
それは、次回お話しします。