無料オファーを武器に、お客さんのメールアドレスを獲得し、
継続的なフォローアップをして商品購入につなげる。
インターネットでマーケティングをするうえで、
最もオーソドックスかつ効果的な方法論です。
その意味で無料オファーを作るというステップは、
インターネットでビジネスをしていれば必須のステップです。
その際にやってしまいがちなので、
「無料だからなんでもいい」という発想で無料オファーを準備することです。
しかし、それは逆です。
「無料だからこそ、力を入れる」のです。
前述した通り、無料オファーの目的はその後に商品を購入してもらうことです。
だからこそ、無料オファーを使ってもらい満足してもらう必要があります。
もしかすると「当たり前」と思われるかもしれません。
しかし、ここに大きな落とし穴があるのです。
全く同じなのに・・・
弊社の例をお話ししましょう。
2008年に「売れるウェブサイトの作り方」セミナーを
繰り返し実施している時期がありました。
当初の価格は、40,000円。この時の平均満足度は98.1%でした。
ある時期に無料に変えて実施したところ平均満足度は85.3%でした。
全く内容を変えていないにも関わらずです。
つまり、
人は無料のものに価値を感じずらい
ということです。
人の価値の感じ方は相対的なものです。
全く同じ商品であっても、無料で手に入れた場合より、
身銭を切って手に入れた場合に価値を感じるのです。
有料の場合、お客さんはお金を支払った事を
自分に正当化するためにも良い部分を探そうとします。
しかし、無料オファーの場合、その必要がありません。
よほどでなければ、「そんなものか・・・」になってしまいます。
なので「無料だからこそ、力を入れる」必要があるのです。
そして、満足度を高める必要があるのです。
あなたが提供している無料オファーは大丈夫ですか?