高額商品がなかなか売れない。。。
そもそもお客さんが商品を買ってくれない。。。
こんな悩みを抱えている会社は少なくないと思います。
「ウチの商品は絶対に良い物だから使ってもらえばわかる!」
ハズなのに、、、それが難しい。
そんな風に考えているのであれば、
今日の記事が問題解決の突破口になるかもしれません。
それは何かというと、「フロントエンドをもっと
手前に設定する」というお話です。
フロントエンドを変更することで得られる結果は?
このコンセプトを元に考えを発展させると
別のところから見込客を獲得できるように
なるかもしれません。
新たな顧客層を開拓できるかもしれません。
ライバルが手をつけていない所に広告が
出せるようになるかもしれません。
なので、ぜひ読み終わったあとは時間をとって
いろいろなアイデアを出してみてくださいね。
ベネッセやディズニーのフロントエンドとは?
では、具体的に解説していきますが、
「フロントエンドを手前に設定する」というのは
一体どういうことなのか?
一言でいうならば、「今のフロントエンド商品より、お客さんが
もっと前段階で悩んでいることない?それをフロントエンド商品にしたらどう?」
ということです。
たとえば、最強のマーケティングスポットでもある
ディズニーランドですが、ディズニーランドの
フロントエンドは入園料ではないという事実をご存じでしたか?
「え、まず入園させてそこからグッズや宿泊
レストランで単価をアップせるじゃないの?」と
思ったかもしれません。
ですが、ディズニーランドのビジネスモデル
自体はすでにバックエンドなのです。
じゃあフロントエンドはどこにあるか?
それは、スーパーのお菓子コーナーに陳列されている
お菓子であったり、ディズニーストアのぬいぐるみだったり、
赤ちゃんのおもちゃだったり、日常生活の至る所に存在します。
そうです、ディズニーの洗脳教育というのは、
0歳児から着々と進められているのです。
何を隠そう、我が家にもすでに赤ちゃん用の
ディズニーグッズがいくつかありますから。。。
これが3歳、4歳となったときに、
「ディズニーランド行きたい!」とせがまれるのは、
もう目に見えています。
また、ベネッセはどうでしょうか?
こどもチャレンジなどが、有名な継続課金モデルですが、
実はフロントエンドは「お母さんの妊娠」から始まっています。
そうです、たまごクラブです。
たまぐクラブ⇒ひよこクラブ⇒こっこクラブ・・・
お母さんの妊娠時代から、彼らはすでに
子どもチャレンジや進研ゼミの布石を打ち始めているのです。
低価格でライバルがやっていないことはないか?
この2つの事例に共通するポイントは、
いずれも「低価格でお金を使いやすい」ということですよね。
これをお手本にしない手はありません!
なぜなら、1度、財布を開いてもらうことで、
その後の高額商品も買ってもらいやすくなる、という原則は
あなたもご存じのハズです。
もちろん、だからといってあなたに
グッズや雑誌を作れ!と言っているワケではありません。
考えて欲しいのは、ライバルが手を出してもいないような
もっと手前に低価格のフロントエンドを設置できないか?
ということなのです。
飲食店のコンサルティングをしているのなら、
「一口食べてお客の目の色が変わる調味料一覧」
を作って販売するのも面白いかもしれません。
パソコンのシステムを販売しているのであれば、
パソコン教室をやってみても面白いかもしれません。
何が正解か?をここで言うことはできませんが、
まずはそれらのアイデアの数を出してみてください。
そして、良さそうだと思うものを実際に低価格で
販売してみましょう。
そうすることで、ライバルはやっていないところ
で「お財布の紐が緩む」ので、それに続く高額商品
にも手を伸ばしてもらいやすくすることができます。
Q:今のフロントエンド商品よりも、もっと手前で
販売でき、かつ安く提供できるものは何でしょうか?