明けましておめでとうございます!
とはいえ、もう1月7日ですから、
これを読んでいるくらい意識の高いあなたは
バリバリ働かれていると思います。
とは言いつつも、まだまだ新年の空気が漂って
いますので、それに相応しい記事を持ってきました。
それは、「オープニング」のテンプレートです。
セールスレター、メルマガ、ニュースレター
などコピーライティングでは出だしがもの凄く
重要です。
オープニングを一番気にする「小説家」
似たような例を出すと小説があります。
作家も、「出だし」が一番重要で、
何度も何度も書き直すそうです。
で、作品全体が出来上がったあとも、
もう一度、出だしを再確認するのだそう。
そこまでする理由は、ズバリ「読者をその世界に引き込むため」です。
同じように、セールスレターやメルマガでも
出だしはとても重要な役割を果たします。
シュガーマンの
「第一センテンスの目的は、第二センテンス
を読ませること。第二センテンスの目的は
第三センテンスを読ませること。第三・・・」
という言葉は有名ですよね。
ということで、新年とレターの「出だし」
をかけまして、5つのオープニングテンプレートを
紹介したいと思います。
このテンプレートを使うだけで、読者をグイグイ
引き込むことができて、既読率があがるでしょう!
オープニングテンプレート1.実績・事例を提示する
人は、成功事例や実績が大好きです。
なので、あなたが提供するものが何かのノウハウ
であれば、最新の成功事例や実績を出すと、
読者を引きつけることができます。
ポイントとしては、日時を強調すると良いでしょう。
そして、実績、事例が直近であればあるほど効果があります。
『2015年、わずか5日しかたっていませんが、
もう100万円もの売上が発生しています。
それは具体的に、○○の方法を実践したからです。』
などなど。
もし、あなたがノウハウ型のコンテンツではなく、
普通の商品・サービスを販売しているのであれば、
「お客さまの声」を代わりに使うことができます。
オープニングテンプレート2.顧客選別
「これは自分のための商品だ!」
こう思ってくれると、高い確率でコピーを読んで
くれますし、その後の購入にも結びつきやすくなります。
そこで、オープニングの段階でお客さんを選別して
しまうのが、このテンプレートの型です。
方法は2つあって、
1.これは~の人のためのもの
2.これは~の人のためのものじゃない
という「除外」と「選定」というやり方です。
前者は、「○○の人」という理想のお客さんの
候補を挙げ連ねるだけでいいので比較的簡単なのですが、
後者は、少し難易度が上がります。
「○○ではない人」というのは相手の怒りを
買ってしまう可能性があるからです。
たとえば、
1.売上を1億円に到達させたい人
これを、単純に逆にすると
2.売上を1億円に到達させたくない人
のような感じになりますよね。
あるいは、似たようなものだと、
・売上1億円なんて夢のまた夢と思っている人
・売上1億円を到達するステージにいない人
と言うこともできるかもしれません。
これ、読む人によってはバカにされているようで
イラッときませんか?
狙っていないところでイラッとされるのは、
こちらにとってもマイナスの要素です。
ですから、ポイントとしては、
「能力、事業規模、職種」などで除外するようにしましょう。
・セールスライティングを学んで1年未満の人は参加できません。
・年商5000万円以下の場合は、参加できません。
・コモディティ商品を扱っている場合は、参加しても得られるものがありません。
こうすることによって、相手の気分を損ねることなく
理想ではないお客さんを除外することができます。
オープニングテンプレート3.細かな情景描写
これは、お客さんが抱えている問題や業界の状況を
細かく描写してあげることで、「共感を得やすくする」
のが狙いです。
なので、ここで必要になるのはリサーチになります。
・お客さんがどんなことで夜も眠れないほど悩んでいるのか?
・お客さんがどんなことに不満を持っているのか?
これを箇条書きではなく、小説の一場面のように
描写してあげることによって、「そうそう!そうなんだよ!」
と相手の共感を得ることができるようになります。
ポイントとしては、その人が普段口には出していないような
細かな悩みなども描写してあげられれば最高です!
北岡さんもよく例に出す、「嫁にあと半年といって、もう数年・・・」
というフレーズはまさにそれに当たります。
あるいは、業界のデータを活用することも1つの方法としてあります。
「○○業界は、最近、業界全体の売上が2,2%下落していますよね。
その原因は、円安と・・・」
のようにしていくことで、「事情をよくわかってくれている専門家」
と相手に印象づけることができるからです。
なので、業界誌やニュースなどをよくチェックして
使える情報やデータがあればメモをするようにしてください。
オープニングテンプレート4.未来の提示
これは、お客さんの理想の未来を提示するということです。
実は、オープニングテンプレート1の事例や実績の提示も
これと似たような効果があります。
つまり、それらを提示することでお客さんが
自分の頭の中で「成功してその実績を作った自分」を
勝手に想像するからです。
他にも、
あなたの商品を使うことによって、
お客さんはどんな理想の未来を手に入れることができるのでしょうか?
あるいは、どんな未来を手に入れたいと思っているのでしょうか?
それを、詳細に描いてあげましょう。
そうすることで、あなたの主張に聞き耳を立て始めます。
オープニングテンプレート5.ニュース性のある話題
これは、すでにリピーターになってくれているお客さんには
「新商品発表のニュース」でも、十分に食いついてくれるでしょう。
まだ見込客の段階であれば、この業界の最新の動向だったり、
興味深い情報の情報の提供でもいいです。
いずれにせよ、人はニュース性のあるものに反応して
しまう習性があるので、この性質もオープニングで大いに
利用していきましょう。
オープニングテンプレート特別編 共通で1文字目を大きく、一文は短く
そして、最後に。
いずれのテンプレートにも共通していることですが、
1文字目は大きくしましょう。
具体的には、通常の文字の2〜4倍くらいの大きさにすることで、読者の目がそこに行きますので、スムーズに読み始めてもらうことができるようになります。
また、最初の一文はできるだけ短くしましょう。
小説を読んでもらうと分かりますが、だいたい1行で
「。」がつきます。長くても2行ですね。
最初の一行が長いのは、運動をしたことがない人に
いきなり「腕立て100回やれ!」と言っているのと
同じようなことです。
これでは、やる気が起きませんよね?
なので、まずは一文をスムーズに読ませて理解させる。
このベイビーステップを踏ませてください。
そうすることによって、次の文章を読む弾みがつきます。
・・・
いかがでしたか?
これらのうち、どれかひとつでコピーをスタートさせる
ことでググッと読者を引きつけることができるようになります。
ぜひ、試してみてくださいね!