付箋とマインドマップと目的と手段

アバター画像 北岡 秀紀

一昨日、東京神田にて、
とあるワークショップを開催していました。

その中で、
タスクを細分化するというタスクがあるのですが。。。
私は付箋を使って、1枚につき1タスクを書き出す、
というやり方を推奨しました。

しかし、
参加者のTさんは全然それができませんでした。

北岡
「なんでできないんですか?
 いつもマインドマップで書き出してますよね?」

Tさん
「マインドマップなら書けるんです。
 でも、付箋になると、途端にアイデアが出なくなるんです。」

北岡
「じゃあ、マインドマップでやればいいんじゃないですか?」

Tさん
「あっ!・・・」

この会話を見れば、当たり前のように思うかもしれません。
でも、Tさんはマインドマップを使うことに
全く気がついていませんでした。
まさにコロンブスの卵というヤツです。

Tさんは
日常業務でもタスク出しに付箋を使いたい、
と考えていました。
なぜならマインドマップと違って、
順番を自由に動かすことができるからです。

でも、付箋を前にするとペンが止まるので、
どうすればいいのか?
ということを悩んでいたそうなのです。

そこで私は
マインドマップでタスク出しをする。
それを秘書に付箋化してもらう、
という方法を提案しました。

Tさんはワークショップの内容より、
「マインドマップでもOK、
 そして、誰かに付箋にしてもらえばいい」
ということにやたらと感動していました。

私としては複雑な心境ですが(苦笑)
「付箋を使え」と昔から私が言うたびに、
かなり悩んでいたそうです。
その意味では、長年の悩みが解決できてよかった、
というべきでしょう。

手段と目的が入れ替わってませんか?

あなたもこういうことはないですか?
手段ばかりにこだわっていて、
いつの間にか目的を忘れている。。。

速読・・・
セミナー営業・・・
2ステップマーケティング・・・
経営理念・・・
スマホ・・・
これらは全部、手段です。

目的の成果を出すことのはず。

成果を出せさえすれば、
手段なんて別にどれでも構いません。

特に
新しい手段(手法、メソッド、ノウハウ)を知ると
試したくなってしまいます。

でも、その目的は、
何度も言いますが成果をあげることです。

別に必要がなければ、試さなくても、使わなくてもいいのです。
手段と目的が入れ替わってしまわないように
絶えず目的は意識するようにしましょうね、お互いに。

 

追伸

まさにこの本は
成果をあげる目的にフォーカスし、
間違った手段をバッサリ切り、
目的にかなう手段をお伝えするものです。

アマゾンでも買えますが。。。
ぜひ書店でお買い上げください。

北岡秀紀『96%の人がやってないない 常識破りの仕事術』

【無料】価格アップに成功した3人の事例インタビュー

お客さんからの抵抗なく価格アップに成功した
3人の事例インタビュー
知りたい人は他にいませんか?


無料で価格アップの事例を手に入れるにはこちらをクリック

コメントを残す

*

*