セミナー懇親会のお作法

アバター画像 北岡 秀紀

Kitaoka

「セミナー懇親会には正しい作法があるのです!」と「プロセミナー受講者」を名乗る怪しい人物に熱く語られたのは先週末。
念のためですが、プロセミナー講師ではなくプロセミナー受講者というのはミスタイプではありません。

話を聞くと、プロは名乗っていますが受講者としてご飯を食べているわけではありません。
本職は経営者向けのコーチです。

コーチをつける経営者はセミナーにもよく行きます。従って、○○というセミナーに行って成果が出なかった、という話をよく聞く立場にあります。

しかし、その成果が出なかったというセミナーの中には、
過去このコーチ自身も行って素晴らしいと思うだけでなく
実際に成果が出たものもありました。

そういうことがあまりにも多く、
自分も含めセミナーで成果を出しているクライアントと
セミナーで成果を出せないクライアントを比べてみたそうです。
そうすると、たくさんの違いがあったそうです。

セミナーで成果を出す人、出せない人の違い

そこで「プロセミナー受講者」を名乗り、
セミナーを受けても成果を出せないクライアントに成果を出す方法を教える、
ということを始めたということでした。

どこが違うのがいろいろ話を聞いていて面白かったのですが、
私が一番面白かったのは懇親会のくだりでした。
それが冒頭の一言です。

セミナーには懇親会がつきものですが、
そこで本当に欲しいノウハウを手に入れたり、
講師と仲良くなってジョイントベンチャーしたりできる人は、
戦略的に(笑)懇親会に参加しているそうです。

今回、このプロセミナー受講者の方の許可をいただいて、
クライアントだけに渡している「セミナー懇親会 7つの掟」を
公開していただけることになりました。

ぜひ心して読んでください。

(以下、斜体部分以外、全て引用です。)

セミナー懇親会 7つの掟

一、懇親会には参加するべし!

セミナーというのはあくまで受講生全員のためのコンテンツである。
一方、懇親会は私のための話を聞ける場である。
普段数十万円のコンサルフィーをとるような先生にさえ直接質問できるのだ。

また、高額セミナーであるほど、受講生の質も高い。
そんな方々と横のつながりを作れる。

セミナーには参加せずとも懇親会には参加すべきだ。

一、Facebook、メルマガを復習すべし!

先生の考え、動向を改めて理解せよ。
バックグラウンドを理解してこそ、
セミナーも懇親会も理解が深まるというものだ。

一、当日は宿泊すべし!

終電があるから・・・と途中で帰る。
それはプロセミナー受講者失格だ。

流れによっては二次会、三次会もありえるわけだ。
人数が減る二次会、三次会こそ懇親会の中の懇親会、トップオブ懇親会だ。
それに参加できるよういつでも備えておくことこそプロセミナー受講者の努めである。

もちろん先生は二次会などする気はない。
その時こそ、プロ受講者の腕の見せ所だ。
他の受講者も巻き込み数名で「先生!二次会しましょう」と言うのだ。

その情熱が伝われば先生も人の子だ。
後に予定がなければ乗ってくれる。
結果的に先生が無理でも他のレベルの高い受講生と親睦を深めよ。

(北岡注)
私は二次会、基本的に断りますが(笑
とはいえ100%断るわけではなく、
やっぱり良い質問をいただけているメンバーなどであれば、
受けることもあります。

一、バックエンドには申し込むべし!

セミナーで販売される商品は迷わず買え!
セミナーの成果を最大化するためのものなのだから。
そして、先生は申し込んだ人を無下にはできない。

(北岡注)
セミナーの募集ページに記載されていることが
確実に納品されている場合に限る、と思います。
募集ページに書いてあることすら納品せず、
「これ以上の情報を知りたければ、これを申し込んでください。」
というようなセミナーが世の中にはあるそうです。

そんなフェアではない講師であれば、
商品を買う必要はありませんし、
そもそも懇親会も参加する必要なんてない、と私は思います。

一、質問を用意しておくべし!

セミナー終了後から懇親会までの待ち時間こそ
成果を最大化するためのゴールデンタイムだ。
隣の人と話をしている暇はない。

セミナーの資料やノートを見直し復習しろ。
忘却曲線を破壊せよ。
そして、懇親会で聞く質問を準備しろ。

一、先生の独り占めはやめるべし!

先生と話したい他の受講者もいる。
プロ受講者たるもの、その方々のチャンスを奪うのはやめよ。

むしろ「他の方も話聞きたそうなので」と席を立て。
良い先生であるほど、この手のちょっとした気遣いを覚えている。

一、ぼっちTIMEを狙うべし!

先生と話したい人がたくさんいる一方で、先生と話すのは緊張する。
だから、先生が誰とも話さないひとりぼっちになる瞬間が必ずある。

これがぼっちTIMEだ。
先生も誰かと話したい。そして、我々も先生の話をたっぷり聞ける。
このぼっちTIMEこそ、我々プロ受講者が狙うべき時間なのだ。

(北岡注)
確かにこういう瞬間ありますね(笑

(引用終わり)

面白おかしく書いてありますが、
セミナー講師をしている私から見ても納得感のある7カ条と感じます。

懇親会にも正しいやり方がある、
というのは考えたことがなかったですが。

ぜひセミナー懇親会でセミナー以上の学びを得てください。

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