PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント

アバター画像 北岡 秀紀

PPC広告をご存知でしょうか?

PPC広告は、リスティング広告とも言いますが、
そのYahoo!やGoogle検索を使う時、
ほぼ常に表示されているものです。

PPC広告やリスティング広告という言葉は知らなくても、
「Yahoo!やGoogleで何かを検索したときに画面上部や画面右側に出てくる、あの広告の事」
といえばきっとわかってもらえるでしょう。

見ない日はないくらい今最もメジャーなインターネット広告の一つです。

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実際PPC広告をしているという人も多いと思いますが、
あなたはどんな事に注意すべきか知っていますか?

とりあえずやっているだけ、という人も少なくありません。

やったけれどうまくいかずやめた、
という方もいるかもしれません。

PPC広告は、アクセスを集める事が最大の目的です。
そのためには、最小限の投資で最大の効果を出さなければいけません。

ここでは、そんな「PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント」をお伝えしていきます。

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント その1:目標と目的を決める

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイントの1つ目は、
「目標と目的を決める」ことです。

PPC広告は、何のための目的でするのか?
まずこの点を明確にしましょう。

それは、購入してもらうためかもしれませんし、
会員登録や、資料請求などをしてもらうためかもしれません。
でも、もしかしたら購入も資料請求も一緒にしたいかもしれません。

しかしここで注意が必要です。
実は一緒にするのは間違いです。

一緒にやってしまうのではなく、
購入用と資料請求用などと別々にいくつかのPPC広告を目的別に作って、
用途に応じて使い分けることが大事なのです。

そして、PPC広告をする目標と目的が決まったら、
次の2つのポイントを考えましょう。

1. 見込み客について

見込み客は、どんな趣味嗜好で、どんな悩みを抱えているのか?関心事は何?
というような事をよくリサーチします。
これが、PPC広告に使うキーワードや
注意をひくコピーを考える時のアイデアとして役立ちます。

例えば、あなたが目のサプリを売っているとしましょう。
「目が疲れている人」が見込み客だとしたとき、
目の疲れの原因の一つにパソコンのしすぎがあったとします。

そのとき、パソコンをよく使う人には、
次のどちらが「あっ、それ私のことだ!」と思ってもらえるでしょうか?

「目の疲れに○○サプリがオススメ」
「パソコンの目の疲れには○○サプリがオススメ」

おそらくこれは後者でしょう。
そして、目の疲れの原因が仕事でのパソコンのしすぎということが分かれば、
「パソコン 目の疲れ オススメ」というメッセージが見えてきます。

「これ、私のことだ!」と思って貰った方が見込み客は注目しますし、
関心も持ってもらえます。
そうすれば当然購入してもらえる可能性もぐっと増えます。

このようにメッセージを人ごとにされないためには、
リサーチ結果から「見込み客にどう言えば響くのか?」
を考えてアイデアを出してみることです。

2. オファーについて

自社の強みや、商品でできる事を洗い出します。
その上で、見込み客の問題解決のために手助けできることは何か?
を考えて提案してみましょう。

例えば、先ほどと同様に目のサプリを売っているとしましょう。
そして「パソコンのしすぎで目が疲れている人」が見込み客だとしたときには、
「パソコンの眼精疲労には○○サプリがオススメ。
今ならお試し価格500円で!」というようなオファーができます。
この場合のオファーは「お試し500円」というお得感の部分がそれです。

ただし、オファーは見込み客の欲しいと思うものや、
あなたの商品の延長にあるものでないといけません。

例えば、パソコンのしすぎで目が疲れている人に、
「エコバッグをあげますよ!」と言っても「は!?」とか「はぁ・・」となるだけです。
これは注意しましょう。

見込み客とオファー、始めはまずこの2つから考えてみましょう。

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント その2:キーワードを選ぶ

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイントの2つ目は、
「キーワードを選ぶ」ことです。

これはPPC広告においてもっとも重要なことと言ってもいいでしょう。
どのようなキーワードによってPPC広告を表示させるのか?ということです。
ここでは、そのためにどのようにしてキーワードを考え、
そして選んでいけば良いのかをお伝えします。

まず、今ホームページに来ている人達が、、、
・ どのPPC広告や、検索方法でやってきたか?
・ ホームページ内のどのようなページや順番で情報を見ているのか?
というのを確認してみましょう。

そこから見込み客の反応している関心の高いコンテンツや、
反応の高い検索キーワードが分かれば、
PPC広告の候補となるキーワードも見えてきます。

それから、誰もが使うようなキーワードには注意しましょう。
その理由は、クリック単価がとても高額でかつ、
正しい見込み客でない人までクリックする可能性もあります。

例えば、「エステ」は高額です。
逆に「足痩せ」とかある程度目的が具体的なキーワードの方が検索頻度は下がるので、
クリック単価も下がります。
そして、さらに良いことは具体的なキーワードを入れる人は、
目的意識の高い人なのでコンバージョンも期待しやすいのです。

オススメは「足痩せ」のような少し具体的なキーワードです。
これらは、競合とも差別化を図りやすくなるのでたくさん考えてみましょう。

それから次は、「キーワードを考えるヒント」を探す方法です。
・既存客に、商品を探す時どんなキーワードで検索していたか?を聞いてみる
・ 市場調査をする
・ 検索窓に出てくるサジェスチョンを参考にする
・ 自然検索で上位表示される他のサイトのキーワードを活用する
これらも有効です。

そして、ぜひとも押さえておいて欲しいのが「指名検索」です。
例えば、「コンサル大学」とか「マスターコンサルタント」
といった固有名詞のようなものです。

これは、サービス名や商品名、会社名やブランド名などを
ある程度知っている見込み客がそれらの固有名詞を直接検索しています。
なので、一般検索キーワードよりも質の高い見込み客が反応します。

この指名検索は、
刈り取りの代名詞と呼ばれるほどコンバージョンにも繋がりやすく、
キーワードのクリック単価も低い場合がほとんどなので、
意識して取り入れていきましょう。

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント その3:商品ごとに広告グループを作る

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイントの3つ目は、
「商品ごとに広告グループを作る」ことです。

多くの人は、例えばエステに通いたい場合「エステ」だけでは検索しません。
「エステ 安い 渋谷」のように検索するでしょう。
この「安い」「渋谷」など、
「エステ」の後に続くキーワードがいったいどんなものなのか?
を一緒に考えてみる事が大事です。

もし売りたいサービスが「ネイル」「痩身」「脱毛」であれば、
「エステサロン」として出すのではなく、
商品事にキーワードを絞って「広告グループ」を作ります。

例えば、ネイルの広告グループなら
「ネイル 長持ち」「ネイル 渋谷」「ネイル 出張」というような感じです。

逆に失敗するケースは、このように商品ごとのグループに分けないで、
一緒くたにしてしまう場合です。
「ネイル」と検索して痩身メニューが出てきたら、うざいだけです。
見込み客を不快にさせ、成約にもならず、
お金をドブに投げ捨てているだけということになります。

また、これはキーワードを選んだ後の話になりますが、
テキスト広告の「コンテンツ」や「見出し」には、
広告グループで使ったキーワードを意識的に入れましょう。

そうすることで、キーワードが合致するとその部分が強調表示され、
見込み客の注意を引きやすくなるので、結果アクセスが増えます。

もちろんコンテンツや見出しには、ベネフィットを入れるのもお忘れなく。

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント その4:ランディングページへ誘導する

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイントの4つ目は、
「ランディングページへ誘導する」ことです。

理由は、商品やサービスなどの価値を個別に伝えやすいからです。
例えば、エステサロンではいろいろなメニューがありますが、
ネイルならネイルだけを掘り下げたセールスをする、という感じです。

見込み客に商品の素晴らしさがしっかり伝われば、
結果的に来店に繋がってくれるものです。

そのとき、キーワードをランディングページのタイトルや見出しにも入れましょう。
これは、注意を引きやすくしたり、SEO対策としても効果的です。

また、1ページ1ゴールを厳守しましょう。
例えば、「登録するだけのページ」、
「購入するだけのページ」という風に分けるということです。
それは、見込み客には1つの結果だけに集中してほしいからです。

さらに外部リンクについても同じことが言えます。
あれもこれも情報が見られるのは合理的で一見便利そうにも見えますが、
実は道草をさせたり悩ませるような脇道は、
関心をどこかへ逸らせることになっています。

これらは、コンバージョンを下げる原因になるので十分に注意しましょう。

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント その5:テストと最適化を繰り返す

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイントの5つ目は、
「テストと最適化を繰り返す」ことです。

PPC広告は、クリックされなければお金はかかりません。
つまり、まずはたくさんのキーワードを入れてPPC広告を出してみましょう。
そしてその後、費用対効果のよいキーワードだけ残し、
費用対効果の悪いキーワードは後から削って絞っていきます。

その他では、A/Bテストをします。
これは、変更した前と後でコンバージョンを比較測定することですが、
具体的には、コピー、デザイン、レイアウトなどどれか一つだけを変えます。

場合によっては、
オファーやイメージカラー、ブランドイメージ、
Call to Actionの見直しまで行う必要があるかもしれません。

そして、一定期間測定したら比較して良かった方を残しながら改善していきます。

おまけ

PPC広告は、出して終わりではありません。
むしろそれが始まりです。
そして、出したら分析とテストを繰り返して改善していきます。

では、分析ってどうやるのか?
専門の広告代理店に任せるのがベストですが、
Googleの「アナリティクス」をはじめとする無料で高機能なツールがあります。

有料や無料のソフトやツールはたくさんあるので、
いろいろ自分に合うものを試してみてください。

PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント まとめ

さて以上が、「PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント」です。

いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度要点をまとめます。

今回お話したのは、次の「PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント」でした。


PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント
その1:目標と目的を決める


PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント
その2:キーワードを選ぶ


PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント
その3:商品ごとに広告グループを作る


PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント
その4:ランディングページへ誘導する


PPC広告でのアクセスを最大化させる5つのポイント
その5:テストと最適化を繰り返す

PPC広告は、それだけでも十分強力です。
しかし、宣伝媒体の1つでしかないことも事実です。

チラシなどのオフラインの宣伝活動や、SNSやブログ、
その他のオンライン広告と絡めていくことで、
よりPPC広告を活用してコンバージョンを高めることが可能です。

そうやって接触のあった見込み客が関心を持って検索をしてくれれば、
見込み客がPPC広告に引き寄せられるようになるからです。

PPC広告をこれから使うという方も、
すでに使っているがうまく行かないという方も
ぜひこれらを確認して取り組んでみて下さい。

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