巧妙なマーケティングメッセージ

北岡 秀紀 北岡 秀紀
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ILOHASというペットボトルの水が売ってます。
明らかにLOHAS(ロハス)をもじった商品名です。

ちなみにLOHASの意味をご存じない方のために説明すると
Lifestyle Of Health And Sustainabilityの略です。

健康的で持続可能なライフスタイルが直訳になりますが、
それほど固い意味ではなく
「無理せず楽しみながら身体と環境にやさしい生活を送る」
みたいな意味で取るのがいいでしょう。

この冒頭のILOHASに話を戻すと、かなりCM等もしていて
「それだけで世界を変える水」
というコピーです。

このメッセージはかなり巧妙です。

水を飲む人というのは、一般的に健康志向の強い人です。
ですから、LOHAS的な生き方をしているかどうかは別にして、
ある程度、関心のある層であることは類推できます。

要するに、水がおいしいうんぬんじゃなく、
環境志向、健康志向という軸をメッセージにしたわけです。
(環境志向に重きが置かれていますが)

このメッセージの軸を変えるというのは、
成熟した市場では基本的ですが効果的な手法です。
特に水は飲んでも違いがわかりにくいですから、
「なら環境に良さそうな方を」となりやすい商品です。
マーケティングを間違えなければ、ヒットする商品でしょう。

ま、よく考えればホントにLOHASな人なら
ペットボトルで水なんか飲まず、水筒でも持っていくはずなんですけどね(笑)

本当にいいかどうか以上に
なんとなくいいことをしているように感じさせる。

このあたりもマーケティング上、重要なポイントですね。

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