儲かる仕事が来たときの対処法

北岡 秀紀 北岡 秀紀
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150518

Kitaoka

「儲かる仕事」なるものが
自分でビジネスをすると結構な頻度で飛び込んできます。

販売先を探していて、それを紹介だけすれば儲かる…
補助金のおかげで簡単に売れる…
まわりはじめれば不労所得が入り楽に儲かる…
数ヶ月でン百万円儲かる…
権利収入、不労所得…

この手の儲かる仕事の話、
一度や二度はあなたも出会ったことがあるでしょう。
人とよく会うタイプであれば「月に1回は儲かる話に出会うよ」ということもあるかもしれません。

このような儲かる仕事、確かにうまくいけば儲かるのかもしれません。
でも、それでうまくいったことはあるでしょうか?
ないはずです。

はじめは取り組もうと思ったけれど途中でやめてしまったり、
うまくいかなかったり、のはずです。

なぜこんなことが起こるのでしょうか?
もしこの儲かる仕事に無駄に使った時間を、
自分のビジネスの成長のために使ったとしたら…
あなたのビジネスはどれくらい変わったでしょうか?

もちろん儲かる話に取り組むな、ということではありません。
チャンスとみれば、そこに資源を投入して一気に儲かるというのも
自分でビジネスをやっている醍醐味ですから。

ただ、儲かる仕事が来たときは、以下の3つの質問を考えてみて、
取り組む時間が無駄にならないか?を考えてください。

今の顧客、商品、販路どれかがが使えるか?

あなたの元に飛び込んできた儲かる仕事は、
今のリソースを活かすことができるでしょうか?
リソースとは具体的には、
顧客(見込み客を含む)、すでに扱っている商品、開拓済みの販路のどれかです。

これのうちどれも使えないという場合、
イチからこれらを開拓する必要があります。
そこには膨大な手間がかかります。
儲かる感じがしても、まず失敗する典型的なパターンです。

やったことがないことは、当たり前ですが下手くそです。
上手になるためには練習が必要ですが、
練習をしているうちに儲かるタイミングではなくなります。

人の紹介は必要ないか?

この手の儲かる仕事の話で多いのが「○○な人を紹介さえしてくれれば」というもの。
紹介だけすれば儲かるのだからありがたい話のように感じます。

しかし、紹介だけしかしてくれてない人に、
お金なんて払うでしょうか?
はじめは払ったとしても、確実に途中で省かれてしまいます。

また、これは人間関係をお金に変えているわけですから、
紹介した相手もいい気はしません。
本当に儲かればそうではないんでしょうか、
実際儲かるかどうかは未知数です。
儲からなかったときに、恨まれる可能性まで出てきます。

さらに、この儲かる仕事が間違いであった場合、
あなたの信頼は一気に崩壊する、というリスクもあります。
(そして、その可能性はかなりあります。)

ですから、誰か人の紹介を伴うような儲かる仕事は受けるべきではありません。

結果が出るタイミングが明確か?

その儲かる仕事はどれくらいの期間やればお金が入ってくるんでしょうか?
あまりにも長いなら、それは儲かる話ではありません。

目の前の仕事、やりましょう。

結論:儲かる仕事はない

3つの質問、いかがでしょうか?
この質問をしたら、ほとんどの儲かる仕事は受けられないことがわかるはずです。

ハッキリ言って、我々のような下々の社長のもとに本当に儲かる仕事なんて転がってきません。
そんな話は全て上流で押さえられています。
実際そうですし、そう考えるほうが変に惑われずに済みます。

儲かる仕事が来たら「やります!」と答えたい気持ちはわかります。
が、そこはグッとこらえて「一晩考えさせてください」と言ってください。
そして、本当に一晩寝かせて前の3つの質問の答えを考えてみてください。

その儲かる仕事が大したことがない仕事、
うさんくさい仕事、荒唐無稽な仕事、実はしんどい仕事、
あなたにはパッションがない仕事であることに気づくはずです。

儲かる仕事より儲けること

世にいる儲かり続けている社長を見てください。
結局、本業で儲かっています。
何か財テクで儲けたわけではないでしょう。

結局、本業を突き詰めていくのが一番早い、ということ。
夢のない話に聞こえますが…
儲かる仕事を探すより、儲けることを考え行動するほうが結果的に近道です。

楽しくない結論ですが(笑)
儲かる仕事の話は自分の本業に対する覚悟を試されている、
と思うくらいがいいでしょうね。

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